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「迫る新型ウイルスの“大災害” 遅過ぎる日本政府の対策準備」

日本の社会」の検索結果: 130
2009.01.24 (土)

「迫る新型ウイルスの“大災害” 遅過ぎる日本政府の対策準備」

『週刊ダイヤモンド』   2009年1月24日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 773 インフルエンザ治療薬、タミフルが効かない耐性ウイルスが急増している。米国で昨年秋に実施した50試料対象の調査では、じつに98%が耐性ウイルスだったという(「読売新聞」1月13日付夕刊)。 日本はすでに2,800万人分のタミフルを備蓄ずみだが、ウイルスの素早い変化(ドリフト)への対応に失敗すれば多…

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2009.01.22 (木)

「新型ウイルスに日本の無策」

『週刊新潮』’09年1月22日号 日本ルネッサンス 第346回 春節(中国のお正月)を前にした1月5日、19歳の中国人女性が北京市内で鳥インフルエンザにより死亡した。彼女は強毒性のH5N1型ウイルスに感染していたのだ。 日本の専門家は、「同件で最も重要なのは、大都会北京で強毒性ウイルス(H5N1型)感染の犠牲者が出たこと」だと指摘する。人口1,600万の都市に強毒性のウイルスが存在することの…

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2009.01.03 (土)

「手本となる先人に思いを馳せその学びを新しい年に生かしたい」

週刊ダイヤモンド』   2008年12月27日・2009年1月3日新年合併特大号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 770 どの断面で見ても、2008年は激動の一年だった。だが、危機は好機だ。すなわち、気概と心構えのある人にとっては、チャンスの年である。 にもかかわらず、日本のリーダーは好機を活用できていない。衆参両院のねじれ状態や政治の不安定ゆえだという解釈も成り立つ。しかし、それは…

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「政治や行政にもっと目を向けゆとりある社会に変えよう!」

『週刊ダイヤモンド』   2009年1月3日号 【激論 日本の変革】櫻井よしこvs勝間和代 勝間 私が今、日本について危機感を持っている第一のことは、若者に元気がないことです。原因の一つは、国も会社も意思決定の仕組みが五十代以上の男性偏重になっていて、資源配分が偏ってしまっているからだと思います。 たとえば国の予算でいえば、家族政策に関する国家支出は、育児手当や保育園への補助金などの総合計が…

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2008.12.25 (木)

「改めて問う、講和条約と村山談話」

『週刊新潮』’08年12月25日号 日本ルネッサンス 第343回 12月13日、『今あらためて問う! 東京裁判』というシンポジウムが東京千代田区の科学技術館で開かれた。私も講師の一人として参加したが、立錐の余地がない程の熱気だった。 東京裁判に関して、読者の皆さん方にはお正月休みにでも、是非、読んでほしい一冊がある。青山学院大学名誉教授の佐藤和男氏監修の『世界がさばく東京裁判』(明成社)であ…

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2008.12.18 (木)

「製造業の土台、金型メーカーの危機」

『週刊新潮』’08年12月18日号 日本ルネッサンス 第342回 現在の日本で文句なしの世界一は、製造業のレベルの高さであろう。物づくりにおける力が突出しているからこそ、日本の経済は支えられている。優れた技術があるからこそ、中国でさえも、日本に一目も二目も置かざるを得ない。その製造業を支えているのが金型産業である。 かつて、10年も20年もの経験で磨かれた日本の職人の金型は他国の追随を許さな…

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2008.12.04 (木)

「“国籍法”改正は日本の危機」

『週刊新潮』’08年12月4日号 【拡大版・緊急対談】平沼赳夫 vs 櫻井よしこ 日本ルネッサンス 第340回 櫻井よしこ 現在、「国籍法改正案」の審議が急ピッチで進められています。11月4日に閣議決定され、既に衆議院を通過致しました。11月25日現在、改正は28日の参院本会議までの議論を残すのみとなりました。しかし、ここにきて、「国籍法改正」には、幾つかの大きな問題があることが明らかになって…

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2008.11.29 (土)

「自民、民主の矮小な政局争いで持てる力と好機を生かせない日本」

『週刊ダイヤモンド』   2008年11月29日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 766 今、国際社会は“100年に一度”の金融危機への対処に奔走している。比較的傷が浅い日本は、国際社会の危機打開に大きな力を発揮して、その力をもって、発言力と存在感を高める好機である。 といっても、貿易立国の日本は、海外需要の冷え込みで輸出が減少し、その負の影響を受けるのは当然だ。傷は比較的浅いとい…

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2008.11.01 (土)

「子供にどう語りかけていますか? あるべき意思疎通のかたち」

『週刊ダイヤモンド』   2008年11月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 762 過日、NHKが里山を舞台とする子供たちの教育について報じていた。子供たちが自然のなかで鍛錬され、たくましく育つのが見て取れた。 だが、気になったこともある。里山体験を指導するおとなたちの行動や言葉づかいである。天真爛漫に遊ぶように子供たちに仕向けるあまりだろうか、口に含んだ水道水を先生が子供たちに吐…

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2008.10.30 (木)

「戦略なき日本に、日米同盟の危機」

『週刊新潮』’08年10月30日号 日本ルネッサンス 第335回 10月19日夕方、中国の軍艦4隻が船団を組んで津軽海峡を横断、日本海側から太平洋側に抜けた。 4隻は、ロシア製の駆逐艦ソブレメンヌイ級、中国製で最新鋭のフリゲート艦ジャンカイⅠ級と同Ⅱ級、それに補給艦だ。ソブレメンヌイ級駆逐艦は、米国も恐れる音速の4倍速のミサイルを搭載する。同ミサイルは海面6メートルの超低空で飛行するため、レーダ…

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