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「 松浦光修氏が語る特別な『わが国』 」

2024年08月」の検索結果: 59
2024.08.29 (木)

「 松浦光修氏が語る特別な『わが国』 」

『週刊新潮』 2024年8月29日号 日本ルネッサンス 第1111回 日本は国の基盤を失い、漂流しているかのようだ。日本人の底力を引き出し困難にもめげない勁(つよ)い国にするには何が必要か。「言論テレビ」で皇學館大学教授の松浦光修氏に語ってもらった。松浦氏は安倍晋三総理や中川昭一氏らが創った若手保守議員の勉強会(後の創生日本)の、いわば指導に当たった人物である。 「歴史認識をはじめ問…

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2024.08.22 (木)

「 株価暴落、財務省・日銀の大失策だ 」

『週刊新潮』 2024年8月15・22日合併号 日本ルネッサンス 第1110回 ブラックマンデーを超えて東京株式市場で株価が暴落した。8月2日(金曜日)に日経平均株価が2216円下落したのに始まり、5日(月曜日)にはさらに4400円超も下がり、3万2000円を割った。岸田文雄首相は円安懸念を表明してきたが、1ドル=142円台後半まで円が上がったことをどうとらえているのか。 市場激変を…

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2024.08.08 (木)

「 原子力規制委の独断と暴走 」

『週刊新潮』 2024年8月8日号 日本ルネッサンス 第1109回 7月26日、世間の人々がパリ五輪に気を取られている隙を狙ったかのように、原子力規制委員会が安全審査で重要な結論を出した。日本原子力発電敦賀原発2号機が原発の安全対策を定めた新基準に適合しないというのだ。2号機の真下に、活断層があるかもしれない、その存在が否定できないとして、事実上再稼働を認めない結論である。 審査チー…

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2024.08.01 (木)

「 米国は「力による平和」で台湾を守るか 」

『週刊新潮』 2024年8月1日号 日本ルネッサンス 第1108回 「2024年の選挙はドナルド・トランプが負けることになるが、まだ何とかなるかもしれない」 これは7月21日の米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」(WSJ)の社説冒頭である。WSJがこんな社説を書いた理由は、その同じ日、バイデン氏の大統領選挙撤退表明を受けてトランプ氏が悪態の限りを尽くしてこう発信したからだった。 …

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2024.07.25 (木)

「 こんなに違う、日米のテロへの反応 」

『週刊新潮』 2024年7月25日号 日本ルネッサンス 第1107回 米東部ペンシルベニア州バトラーで13日午後6時すぎ、演説中だったトランプ前大統領が銃撃された。トランプ氏は右耳を負傷、直後に身をかがめて次の襲撃を回避した。氏は14日に保守系の「ワシントン・エグザミナー」誌のインタビューでこう語っている。 「撃たれた際、後方を向くほんのわずかな動作で死を免れた」 ニュース映像…

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2024.07.18 (木)

「 若者が花開かせる安倍総理の志 」

『週刊新潮』 2024年7月18日号 日本ルネッサンス 第1106回 暗殺から2年、安倍晋三総理を追慕する人々の心情は少しも変わっていない。6月30日には夫人の昭恵さんが三回忌の法要を主催し、7月7日には「創生『日本』」の国会議員らが安倍氏を偲び志を継承するとの想いで集まった。 ちなみに創生日本は保守勢力の再結集を掲げて自民党の中川昭一元政調会長と安倍晋三氏らが創った派閥横断の勉強会…

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2024.07.11 (木)

「 ウ戦争、敗北の危機にあるのは我々か 」

『週刊新潮』 2024年7月11日号 日本ルネッサンス 第1105回 安倍晋三総理が暗殺されて2年が過ぎようとしている。1人の政治家がいなくなっただけで、こんなに世の中が不安定になるのか。この1~2年の日本社会の、否、国際社会全体の混乱振りが安倍氏の存在の大きさを痛感させる。 世界戦略と安全保障の視点から、安倍氏が常に警戒していたのが中露の結びつきだった。右の両国が緊密な関係を築くと…

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2024.07.04 (木)

「 自民再生へ、志ある政治家よ立ち上がれ 」

『週刊新潮』 2024年7月4日号 日本ルネッサンス 第1104回 国会が事実上閉幕した6月21日の金曜日、午後9時配信の「言論テレビ」の準備をしていたときのことだ。Xで岸田文雄首相が橙色地の枠に黒々と「憲法改正」と書かれた画像を添付した投稿を発信した。驚いた。 瞬時にさまざまな想いが噴き出した。まず、「今更?」という興醒め感である。次に、「現実が見えない人なんだなあ」と、嘆息した。…

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2024.06.27 (木)

「 外国人政策は国益を基本に考え直せ 」

『週刊新潮』 2024年6月27日号 日本ルネッサンス 第1103回 埼玉県川口市に集中しているトルコ国籍のクルド人をめぐる問題は広く報道されてきた。佐々木類氏の『移民侵略』(ハート出版)には、法律を守らず近隣の日本人社会のルールも守らない少なからぬクルド人の事例が報告され、不法就労と犯罪が増加中という厳しい現実が描かれている。2023年7月4日夜に起きた「川口市立医療センター」での傷害、…

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2024.06.20 (木)

「 蓮舫氏を都知事にしてはならない訳 」

『週刊新潮』 2024年6月20日号 日本ルネッサンス 第1102回 「蓮舫都政はNGだ」 「小池都政をリセットする、と決めゼリフは抜群だ。けれどその先に何があるかは全く分からない」 これは6月7日の「言論テレビ」で長島昭久氏と細野豪志氏が語った蓮舫氏の評価である。両氏は民主党、民進党の時代に蓮舫氏の身近にいて、共に活動したかつての身内である。蓮舫氏が都知事選に名乗りを上げ…

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