「 強まる中国の脅威、必要な台湾人の団結 」
『週刊新潮』 2018年12月6日号 日本ルネッサンス 第830回 米中貿易戦争が展開され、私たちは米国的自由と民主主義の世界を維持するのか、それとも中国共産党的全体主義の世界に突入するのか、せめぎ合いの中にある。米国が単なる経済的な損得の争いをはるかに超える、価値観の戦いを意識して対中政策を強めるいま、台湾の持つ意味はこれまで以上に大きい。 11月24日の地方選挙で台湾の与党、蔡英…
「 中国と対話を続けるダライ・ラマ法王 チベット仏教は人類の幸せに貢献する 」
『週刊ダイヤモンド』 2018年12月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1258 ダライ・ラマ法王にお会いするのは2年振りだった。昨年秋、来日予定だったが、医師の助言で急遽中止された。今年、法王のお顔は明るく、頬は健康的なうすいピンク色だった。 今回、ネット配信の「言論テレビ」の番組で取材したのは激動する世界で、大国中国に弾圧され続けるチベット民族の未来や混乱する価値…
「 迫る御代替わり、国柄を知る機会とせよ 」
『週刊新潮』 2018年11月29日号 日本ルネッサンス 第829回 天皇皇后両陛下の各地へのおでましが続いている。今年、雨の園遊会ではお二人で大きなビニール傘を一緒にさされていた。お二人は寄り添われるように歩まれ、お言葉をかけられ、慈愛に満ちた視線を人々に注がれる。そのご様子をメディアは「この行事への」或いは「この地への」、「最後のご出席」「最後の行幸啓」と報じる。 あと数か月で今…
「 将来に禍根残しかねない入管法改正案 日本は外国人政策の全体像を見直す時だ 」
『週刊ダイヤモンド』 2018年11月24日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1257 安倍晋三首相も自民党も一体どうしたのか。まるで無責任な野党と同じではないか。 外国人労働者受け入れを大幅に拡大する出入国管理法改正案についての国会論戦を聞いていると、普段は無責任な野党の方がまともに見える。それ程、自民・公明の政権与党はおかしい。 11月2日の閣議決定に至るま…
「 米中対立、中国の逃れられない弱み 」
『週刊新潮』 2018年11月22日号 日本ルネッサンス 第828回 11月9日にワシントンで米中外交・安全保障対話がもたれた。米国側からポンペオ国務長官、マティス国防長官、中国側から楊潔篪(ようけっち)共産党政治局員、魏鳳和(ぎほうわ)国防相が参加した。 この閣僚会議は、昨年、習近平主席が米国を訪問した際に、トランプ大統領と合意して設置したものだ。昨年6月に第1回目が開かれ、今回が…













