「 高市・メローニが国際政治の鍵となる 」
『週刊新潮』 2026年1月29日号 日本ルネッサンス 第1181回 1月9日深夜、高市早苗首相が衆議院の解散を検討との読売新聞のスクープ報道があった。1月13日、高市氏は奈良で韓国の李在明大統領と首脳会談を行った。李氏は現実重視外交で、歴史認識を持ち込む年来の反日外交を封印した。日韓外交で成果を得た高市氏は16日からイタリアのメローニ首相との首脳会談に臨んだ。 二つの首脳会談の隙に…
「 トランプ外交の本質を見よ 」
『週刊新潮』 2026年1月22日号 日本ルネッサンス 第1180回 トランプ米大統領は、米国の第5代大統領ジェームズ・モンローが唱えた外交政策、モンロー主義に回帰すると明言する。その上でトランプ氏が追求するのはドンロー主義だと言う。ドナルドと組み合わせた造語である。 超大国としての米国が世界秩序を維持する責任を放棄してアメリカ第一主義に走る。その局面で高々と掲げるドンロー主義の正体…
「 ベネズエラ攻撃に見る米政権の思惑 」
『週刊新潮』 2026年1月15日号 日本ルネッサンス 第1179回 日本時間の1月3日、トランプ米大統領の下、米軍特殊部隊が「オペレーション・アブソリュート・リゾルブ」を実行した。ベネズエラに地上攻撃を加え、マドゥロ大統領らを拘束。4日早朝には、マドゥロ氏らの身柄はニューヨークに移された。 国際法違反の疑いは当然提起されるだろう。そのことを承知した上で現在のロシア、中国の行動に見ら…
「 日本の強み、不可欠性と産業政策 」
『週刊新潮』 2026年1月1・8日合併号 日本ルネッサンス 第1178回 2026年をわが国は大いなるチャンスの年にしたい。後述するように、国際社会における戦後秩序の書き換えは来年、さらに加速し、諸国は乱気流の中でせめぎ合うことだろう。 中国共産党を率いる習近平国家主席は華夷秩序に基づいた中華世界の構築に全力を挙げ、米国はトランプ大統領の下でアメリカ第一主義貫徹を目指して走り続ける…
「 高市首相、日本国の戦略に集中せよ 」
『週刊新潮』 2025年12月25日号 日本ルネッサンス 第1177回 高市早苗氏の首相就任から約2か月、政権の戦略が見えにくい。とりわけ最大の脅威である中国が攻勢を強める中、対処は第一歩から練り直すほどの大転換が必要だろう。 高市氏が現在の困難な状況を逆に好機ととらえて、歴史の流れに沿った大きな指針を打ち出せばよい。外交は日本を基点に国益を守る為にあるというシンプルな原点に立ち返れ…













