櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

コラム

2007.01.13 (土)

「 給食費滞納家庭の増加とあきれた言い草 美しい国の第一歩は“大人の教育”から 」

『週刊ダイヤモンド』     2007年1月13日 新春号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 673 2006年、私たちは「美しい国づくり」を掲げる安倍晋三首相を70%近い支持率で誕生させた。07年、私たちはどこまで美しい国の創造が出来るだろうか。これに関して考えさせられる二組の数字がある。いずれも、美しい国づくりは私たちの意識こそが鍵であることを鮮烈に示している。 …

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2007.01.11 (木)

「 沖縄集団自決、梅澤隊長の濡れ衣 」

『週刊新潮』 '07年1月4日・11日号 日本ルネッサンス 第246回 2006年も多くの取材をした。そのなかでも、10月18日に東京市谷で会った梅澤裕氏は今後の日本のあるべき姿を物語るうえでも、印象深い人だった。 氏は12月21日で90歳になった。祖父、一直は日清戦争の騎兵、父、英彦は日露戦争の軍人だった。父は陸軍士官学校16期生で、板垣征四郎、土肥原賢二、永田鉄山らとは自宅を訪…

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2007.01.06 (土)

「 北朝鮮に振り回される六ヵ国協議 カギ握る唯一の手段が日本の核論議 」

『週刊ダイヤモンド』     2006年12月30日・2007年1月6日 新春合併号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 672   一年一ヵ月ぶりに開かれた六ヵ国協議では、北朝鮮の核保有国としての強硬主張が目立ち、米国が振り回される場面が続いた。北朝鮮は、核放棄には、金融制裁と国連制裁決議に基づく全制裁の解除、軽水炉の提供がまずなされるべきで、核議論のため…

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2006.12.28 (木)

「 外務官僚よ、国益を蝕むのか 」

『週刊新潮』 '06年12月28日号 日本ルネッサンス 第245回     日本外交はなぜ、墓穴を掘って、国益を損なうのか。 今回の日本外交の信じ難い迷走は、12月13日の麻生太郎外相の発言に始まった。衆院外務委員会で北方領土問題について「択捉島の25%を残りの3島(国後、歯舞、色丹)にくっつけると、50、50の比率になる」と述べたのだ。 外相はまた、「2…

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2006.12.23 (土)

「 存在しなかった『南京大虐殺』を材料に いまだ日本非難を続ける中国の戦略 」

『週刊ダイヤモンド』     2006年12月23日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 671   12月2日、NPO法人の北朝鮮難民救援基金とカチン女性協会が、東京・東麻布の中国大使館前で抗議行動を行った。一つは、中国政府はこれまで、脱北者を逮捕しては北朝鮮に送り返してきたことに対してだ。送還された脱北者は収容所送りとなり、拷問され、命を落とす例も少なくな…

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