「 夏休み、日本を考えるための2冊の本 」
『週刊新潮』 2016年8月11・18日合併号 日本ルネッサンス 第716回 梅雨が明けて本格的な暑さがやってきた。世の中は、参院議員選挙に続いて東京都知事選挙、9月には民進党の代表選挙が続く。アメリカでは民主党のヒラリー・クリントン氏と共和党のドナルド・トランプ氏が激しく競り合い、互いを非難し合う。 だが、最も気にかかるのは、日本の在り方である。折しも天皇陛下が今後の皇室の在り方…
「 南シナ海問題で国際法無視の中国 対抗策は国連総会における総会決議 」
『週刊ダイヤモンド』 2016年8月6日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1144 いま、中国にどう向き合うべきか。その要点は、中国はいまの国際社会には受け入れられない「異形の大国」であることを彼らに認識させることだ。 7月12日のオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所の裁定が中国の主張を全面的に否定した後、一貫して中国は強硬姿勢を強めている。7月25日の東南アジア諸国連合(…
「 ASEANの中国傾斜に日本が歯止めを 」
『週刊新潮』 2016年8月4日号 日本ルネッサンス 第715回 南シナ海は誰のものか。国際社会の公共財である海の秩序を国際法で守るのか、強国が力に任せて支配するのか。 この問いの前で、南シナ海の殆ど全てを自国領だとする中国の主張が悉く否定され中国が完膚無きまでの敗北を喫したのが7月12日だった。 ところが、7月24~26日、ラオスの首都ビエンチャンでハーグの仲裁裁の裁定後…
「 裁定直後はフィリピンをどう喝 軍事的色彩強め立ちふさがる中国 」
『週刊ダイヤモンド』 2016年7月30日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1143 フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が、7月19日、南シナ海問題で中国とは交渉しないと、マニラを訪れた米国議員団に語った。 南シナ海のほぼ全域が自国の領有だとする中国に対して、ドゥテルテ大統領はオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所がどのような裁定を下しても、話し合いで臨むと明言してきた。…
「 日本は南シナ海共同管理の先頭に立て 」
『週刊新潮』 2016年7月28日号 日本ルネッサンス 第715回 オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所が下した南シナ海問題に関する裁定への中国の反発は常軌を逸している。公然と国際法を否定する中国の前で、法治を旨とする民主主義陣営が確固たる手を打てないとしたら、ハーグの仲裁裁判所も国際法も意味を失う。いま世界は国際法を守るのか破るのか、法治を徹底させ得るのか、暴力支配の原理を許してしまうのか、…













