「 現実味を増す中国の日本領土略奪 」
『週刊新潮』 2016年8月25日号 日本ルネッサンス 第717回 中国の対日政策が強硬さを増している。8月3日以降連日、これまでに例のないほど多数の海警局の公船が漁船群と共に、尖閣諸島の接続水域だけでなく、領海を侵犯し始めた。8日には公船は15隻に増え、内、少くとも7隻は機関砲などで武装しており、15隻中9隻がわが国の領海を侵犯した。一方、漁船は230隻、延べで43隻が領海を侵犯した。 …
「 相模原の障害者施設殺害事件が突き付けた安易に匿名報道に走るメディアの問題 」
『週刊ダイヤモンド』 2016年8月13・20日合併号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1145 どこまで皆で情報を共有できるか──。この点が民主主義の基本であり、比類なく大事な価値観である。 その上で、メディアは情報をどう扱うべきかという問題がある。特定の情報を公開するのか否かを含めて、情報の扱い方はその社会、あるいは国家の成熟度と知性の程を示す。 私たちの社会…
「 夏休み、日本を考えるための2冊の本 」
『週刊新潮』 2016年8月11・18日合併号 日本ルネッサンス 第716回 梅雨が明けて本格的な暑さがやってきた。世の中は、参院議員選挙に続いて東京都知事選挙、9月には民進党の代表選挙が続く。アメリカでは民主党のヒラリー・クリントン氏と共和党のドナルド・トランプ氏が激しく競り合い、互いを非難し合う。 だが、最も気にかかるのは、日本の在り方である。折しも天皇陛下が今後の皇室の在り方…
「 南シナ海問題で国際法無視の中国 対抗策は国連総会における総会決議 」
『週刊ダイヤモンド』 2016年8月6日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1144 いま、中国にどう向き合うべきか。その要点は、中国はいまの国際社会には受け入れられない「異形の大国」であることを彼らに認識させることだ。 7月12日のオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所の裁定が中国の主張を全面的に否定した後、一貫して中国は強硬姿勢を強めている。7月25日の東南アジア諸国連合(…
「 ASEANの中国傾斜に日本が歯止めを 」
『週刊新潮』 2016年8月4日号 日本ルネッサンス 第715回 南シナ海は誰のものか。国際社会の公共財である海の秩序を国際法で守るのか、強国が力に任せて支配するのか。 この問いの前で、南シナ海の殆ど全てを自国領だとする中国の主張が悉く否定され中国が完膚無きまでの敗北を喫したのが7月12日だった。 ところが、7月24~26日、ラオスの首都ビエンチャンでハーグの仲裁裁の裁定後…













