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「 民主党政権が運んでくる『教育荒廃』と『エコ破綻』 」

教育」の検索結果: 49
2009.09.10 (木)

「 民主党政権が運んでくる『教育荒廃』と『エコ破綻』 」

『週刊新潮』 2009年9月10日号 日本ルネッサンス 第377回 民主党の勝利に終わった総選挙から、2つのことが見えてくる。日本人の気概を奪い無力化を狙ったGHQの政策が60余年を経て結実したこと、自民党が自壊したことだ。 日本人の気概喪失と無力化は各政党のバラ撒き公約とそれに無批判な大方の反応に表われていないか。民主党も自民党も有権者に訴えたのは経済的にいかに多くを与えるかだった…

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2009.09.05 (土)

「 本当におかしくなった日本の姿がくっきりと浮かんだ“日の丸事件” 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年9月5日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 803 民主党が「日の丸」を破って2枚を継ぎ合わせ、民主党旗を作っていたことが、麻生太郎首相の指摘で明らかにされたのは、少し前のことだった。 国旗への敬意も繊細さも欠いている民主党とは対照的な出来事が、お隣の韓国で起きていた。先に死去した金大中元大統領の国葬の締めくくりの場面でのことだ。 ソウル国立墓地で…

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2009.08.22 (土)

「 教育の危機を直視し親守詩(おやもりうた)を広める愛媛県、香川県 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年8月15・22日合併号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 801 世界各国に子守詩(こもりうた)はあっても、親守詩(おやもりうた)があるのは珍しい。このユニークな「親守詩」は司馬遼太郎の『坂の上の雲』で知られる愛媛県松山市で生まれた。生みの親は明星大学の髙橋史朗教授だと言ってよいだろう。 髙橋教授は現代日本の教育の荒廃は、よき家庭教育が消えたことが…

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2009.07.04 (土)

 「 『すべての子どもに教育を』の信念で建てられた日本初の公立小学校 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年7月4日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 795 明治新政府は誕生まもない時期から公立学校を設立し、国民教育に力を入れたが、日本で初めての公立小学校は、新潟県小千谷市で開校した。振徳館と通称された公立小千谷校は、山本徳右衛門という地元の豪商が私財を投げ打ってつくった。私事ながら、小千谷は私の母の生まれ故郷であり、私もひと月あまり住んだことがある。 …

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2009.03.07 (土)

「“早寝・早起き・朝ご飯”教育は憲法違反なのか?」

『週刊ダイヤモンド』   2009年3月7日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 779 隂山(陰山)英男氏らの教育現場での体験から、子どもたちの頭脳は磨けば磨くほど成長し発達すること、頭脳の健全な発達が、しっかりした食事と規則正しい生活習慣によって促されることなどがわかっている。そこで陰山氏らは、賢く健康な子どもを育てるための親や教師の心がけとして、「早寝・早起き・朝ご飯」の実践を提唱…

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2008.11.01 (土)

「子供にどう語りかけていますか? あるべき意思疎通のかたち」

『週刊ダイヤモンド』   2008年11月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 762 過日、NHKが里山を舞台とする子供たちの教育について報じていた。子供たちが自然のなかで鍛錬され、たくましく育つのが見て取れた。 だが、気になったこともある。里山体験を指導するおとなたちの行動や言葉づかいである。天真爛漫に遊ぶように子供たちに仕向けるあまりだろうか、口に含んだ水道水を先生が子供たちに吐…

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2007.03.15 (木)

「 『教育』が危ない 」

『週刊新潮』 2007年3月15日号 日本ルネッサンス 第255回 [拡大版] 第三回 まず「ダメ親」にメスをいれよ 教育現場に足を運ぶ度に、信じ難い大人の姿を見てしまう。無論、大概の親や教師は常識を弁えた人々であろう。しかし、非常識な大人が余りにも多くなり、教育現場が振り回されているのも事実である。 1983年から20年間、大阪市内で3つの公立中学校の教師を務めた原田隆史氏が…

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2007.03.10 (土)

「 『国歌を歌うのが恥ずかしい』状況が物語る異様な日本の教育現場 」

『週刊ダイヤモンド』     2007年3月10日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 681 最高裁判所は2月27日、市立小学校入学式で「君が代」のピアノ伴奏を命じられて拒否し、懲戒処分を受けて提訴した女性教諭の訴えを棄却した。 これは東京都日野市の小学校で発生した問題で、音楽科の女性教諭は「君が代」は「日本のアジア侵略と結び付いて」おり、そのような歌は「斉唱も伴奏も…

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2007.03.08 (木)

「 『教育』が危ない 」

『週刊新潮』 2007年3月8日号 日本ルネッサンス 第254回 [拡大版] 第二回 今も学校を徘徊する「日教組支配」 安倍晋三首相が力を入れる教育再生への動きが急である。教育関連法案について検討している中央教育審議会は2月25日、学校教育法と教員免許法の改正について基本的合意に達した。 文科省が中教審に示した学校教育法改正案には教育の責任の所在を明確にするための校長以下の縦の…

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2007.03.03 (土)

「 『子育て』は『親育て』と同義 親学の開始こそ日本人再生の糸口に 」

『週刊ダイヤモンド』     2007年3月3日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 680 かつて「日本の母親ほど辛抱強く愛情に富み、子どもにつくす母親はいない」といわれた。幕末から明治にかけて日本を訪れた多くの外国人の日本見聞録をまとめた『逝きし世の面影』(渡辺京二著、平凡社)に紹介されている、日本研究者E・モースの言葉だ。 彼はこうも書いた。 「日本人は確かに…

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