「 金融制裁に明確な効果 金正日政権の不正とそれを支える国々の非を解明せよ 」
『週刊ダイヤモンド』 2006年3月18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 633 韓国の盧武鉉政権と鋭く対立を続けている「朝鮮日報」などが、北朝鮮が国際大会に送り込んできた“美女応援団”のメンバーを、強制収容所送りにしたと報じている。 各筋の情報をまとめると、ざっと以下のようになる。事が起きたのは昨年11月頃、被害に遭った女性は計21人で、彼女らは、咸鏡南道、端川…
「 陰に盧武鉉大統領の意図あり 懸念される金大中氏の再訪朝 北朝鮮による韓国併合の危機 」
『週刊ダイヤモンド』 2006年2月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 630 韓国の国民は、歴代大統領のなかで誰を最も尊敬しているか。日本人にとっては意外かもしれないが、どの新聞、どのテレビ局の調査を見ても、常にトップの支持を受けるのは朴正熙(パク・チョンヒ)大統領である。それも生半可な支持ではなく、常に50%を超える人気で、2位以下を大きく引き離しているのが特…
「 否定されるか、盧武鉉の言論弾圧 」
『週刊新潮』 '06年2月16日号 日本ルネッサンス 第202回 韓国の盧武鉉大統領が最も憎んでいる価値観のひとつは、間違いなく報道の自由である。当然、言論の自由も表現の自由も、盧大統領の増悪の対象に含まれる。 盧大統領の反発と憎しみが、健全な民主主義社会の基盤である報道の自由への、異常としか言い様のない法規制となったのは昨年夏だった。盧政権が最大の標的とするのは、政権べったりであ…
「 韓国の狂乱、深まる米韓の亀裂 」
『週刊新潮』 '06年2月9日号 日本ルネッサンス 第201回 韓国の盧武鉉政権が異常である。同政権に対する韓国内外での軋轢も高まっており、非常事態に備えるよう、韓国国軍に呼びかける声さえ出始めた。盧大統領の異常さは、自由と民主主義を基調とする韓国を否定し、国民への弾圧によってしか存在し得ない北の金正日独裁体制の側に立とうとすることから生ずる。 米国国家情報長官、ネグロポンテ氏は昨年…
「 今年こそ拉致を解決せよ 」
『週刊新潮』 '06年2月2日号 日本ルネッサンス 第200回 大切な娘を拉致されてすでに29年、今年めぐみさんは42歳になる。母親の横田早紀江さんはこれまでずっと「今年こそ、めぐみと拉致された全員を取り戻す」と言い続けてきた。今年も同じ発言を重ねた。 だが、今年はこうも言う。 「政府の態度が変わってきたと感じます。これまでのように何となくフワーッとしていて頼りないのではなく、力強さ…
「 露呈した“ゴネ得”国際政治 協議再開までに日本は小泉北朝鮮外交の練り直しを 」
『週刊ダイヤモンド』 2005年10月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 610 9月19日に発表された第4回6ヵ国協議の共同声明は、国際関係とはゴネ得関係であるという現実を示すとともに、拉致問題は日本政府が毅然として対処しなければ解決出来ないことを、いまさらながらだが、明確にした。 北朝鮮を除くすべての参加国が呆然とした、新たな軽水炉建設の要求を持ち出した北朝…
「 韓国はいったいどこの国か? 北朝鮮へ異様に肩入れする盧武鉉大統領の“狂乱政治” 」
『週刊ダイヤモンド』 2005年9月10日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 607 8月29日、韓国の「民族問題研究所」が、親日派3,090人の実名リストを公表した。1910年の日韓併合から45年の終戦までの期間、日本に協力した人びとのリストであり、彼らは“親日という反民族派”のレッテルを貼られたことになる。 同研究所は民間団体だが、リストの作成および発表は、盧武鉉大…
「 反日を手段に支持率を高め生き延びる“白雪姫”政治家 それを受容する韓国の現実 」
『週刊ダイヤモンド』 2005年8月13・20日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 604 韓国の盧武鉉大統領がまたもや新たな改革を提案し、混乱を来している。大統領は7月28日、与党「開かれたウリ党」の党員にあてて、200字詰め原稿用紙でざっと50枚に上る長い“手紙”を発表した。まず、自分が韓国政治における負の要素、地域感情の対立を解消することに努力してきたことを強調し、地…
「 密室の会話も盗聴される韓国 」
『週刊新潮』 '05年8月4日号 日本ルネッサンス 第176回 韓国の国家安全企画部(安企部・国家情報院の前身)による不法盗聴テープ、Xファイルの暴露で韓国が揺れている。現時点ではどこまで事件が広がるかは見えてこないが、盧武鉉大統領が指名し、今年2月に赴任したばかりの駐米大使、洪錫炫(ホンソクヒョン)氏はすでに辞任を表明した。捜査の進展具合によっては駐米韓国大使の逮捕にも発展しかねない。 …
「 万景峰号は動く対日工作基地 拉致解決のためにも今すぐ新潟港への出入港を禁止せよ 」
『週刊ダイヤモンド』 2005年7月9日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 599 情報に真摯に向き合うことの出来ない国は常に敗北する。問題も解決出来ない。 北朝鮮に拉致された国民を取り戻す試みも同じことだ。6月24日から3日間、拉致被害者の家族や支援者らは、国会議員会館前の道路で座り込みを決行した。頭のテッペンから足の先まで汗の皮膜で包まれてしまう熱射のなかで、すでに若…