覇権主義を露わにする中国、狡猾外交を繰り返す北朝鮮、急速に左傾化する韓国、ますます追いつめられる台湾…。激動する東アジア情勢のなか、なぜ日本だけが無為無策なのか。言葉だけの「改革」をふりかざす政権への、訣別の辞。注目のジャーナリスト・桜井よしこの最新時論集。
私たち、科学のなかに暮らしているのです。親子で読んでもらいたい本です。夢のあるディズニーランドから脳のはなしまで、また、小さなインフルエンザウイルスや細菌、さらには火星や地球、宇宙のことまで、考えると面白いことばかり。
あやまちに満ちた日朝交渉、欺瞞だらけの道路公団民営化、危機的な日中関係、国民の利益に全く結びつかない住基ネット…。国際社会における脆弱さと裏腹に、自国民を番号で縛ることだけに躍起になっているこの国はいったいどこへ向かうのか?桜井よしこが徹底した取材で、政府と行政機関が抱える問題を追及し、真の日本再生の方途を探る。週刊新潮連載「日本ルネッサンス」文庫化。
ベトナムの野戦病院での誕生、父の不在、雪深い長岡で過ごした10代、孤独と闘ったハワイでの大学生活、新聞社助手の日々、結婚と離婚、そしてニュースキャスターに…。若き日の悩み、苦しみ、葛藤と真摯に向き合った待望の回想記。
崩壊する教育、戦略なき外交、国民を裏切りつづける小泉改革…なぜ日本は真っ当な国家に脱皮することができないのか。
なぜ道路公団改革は頓挫したのか? 「改革の旗手」猪瀬直樹委員が果たした役割とは何だったのか? そして、諸悪の根源は小泉首相だ! 改革のやり直しという厚い壁を乗り越える方策を考える。『新潮45』連載を単行本化。
「戦後民主主義教育」「ゆとり教育」の失敗を超えて、気がついた大人たちはもう取り組んでいる!子どもたちを伸ばす意欲的な実践を報告。
住基ネットの導入で日本は情報戦に敗れる。脱・住基ネット宣言。
国益すら考えられない政治家の無能、自らの立場をわきまえない官僚の横暴、自立性なき日本の外交、将来を見据えない頑迷な守旧派、住基ネットと個人情報保護法案に潜む危険な問題点、―この国をとりまくさまざまな問題を痛烈に衝く、桜井よしこの最新時論集。
お金や物は、人間の心を豊かにする手段である。しかし、いつしかお金や物を多く持つことが、多くの日本人の目的になってしまった。そんな価値観に染まり、心を置き忘れて育った子どもや若者たちに、その責任を追及しても、それはお門違いというものだ。彼らを夢のない、心なき人間に育ててしまった責任は、親、大人以外にない。これを失敗と言わずして何と言うのか。日本再生の方途を問う力作評論。