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「 第二の国鉄、社保庁改革を急げ 」

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2007.06.14 (木)

「 第二の国鉄、社保庁改革を急げ 」

週刊『週刊新潮』 2007年6月14日号 日本ルネッサンス 第267回   かつて、旧国鉄の職員らは、昼食時に80分の休憩をとった。夏の暑い日には60分の昼寝をした。日々、30分の入浴をした。 彼らはこれら全てを勤務時間内に行っていた。勤務時間を仕事もせずに過ごしながら、彼らは残業と称して職場に残った。1時間の残業でも、超過勤務手当は一律8時間分が支払われ、加えて翌日の午前…

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2007.06.02 (土)

「 日本を知れば消える反日感情 日中の人的交流が示す可能性 」

『週刊ダイヤモンド』     2007年6月2日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 692 過日、久しぶりに25年来の中国の友人に会った。ビジネスで大成功を収め、富豪となった友人夫妻は、文化大革命当時、紅衛兵だった。農村に下放され、現在も農村では日常茶飯の飢えの苦しみを存分に経験したそうだ。 彼らはやがて北京に戻り、大学を卒業し、日本に留学した。私との出会いはそのときで…

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2007.05.05 (土)

「 被爆地として理に適った姿勢を貫いた長崎市長への許されざる犯行に憤る 」

『週刊ダイヤモンド』     2007年4月28日・5月5日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 688 長崎市長選挙に立候補していた、伊藤一長(いっちょう)現市長への銃撃事件とその後の死亡の第一報は、被爆地長崎の反戦平和志向、前市長・本島等氏への銃撃事件の記憶とただちに結び付き、頭の中で伊藤氏の発言がよみがえった。 1995年、前市長の本島氏を破って当選した伊藤氏は、当…

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2007.03.22 (木)

「 同盟国ゆえ、敢えて米国に問う 」

『週刊新潮』 2007年3月22日号 日本ルネッサンス 第256回 米国下院外交委員会に上程された慰安婦問題に関する対日謝罪要求決議案は、もし成立すれば、米国外交史における汚点となるだろう。なぜなら、同決議案には公正さも真実性も欠けているからだ。他国の名誉に関する事柄について、第三者としての米国議会が一方的な主張に基づいて断罪するとしたら、それは大いなる間違いである。少々長くなるが、米国…

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2007.01.13 (土)

「 給食費滞納家庭の増加とあきれた言い草 美しい国の第一歩は“大人の教育”から 」

『週刊ダイヤモンド』     2007年1月13日 新春号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 673 2006年、私たちは「美しい国づくり」を掲げる安倍晋三首相を70%近い支持率で誕生させた。07年、私たちはどこまで美しい国の創造が出来るだろうか。これに関して考えさせられる二組の数字がある。いずれも、美しい国づくりは私たちの意識こそが鍵であることを鮮烈に示している。 …

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2006.10.05 (木)

「 権力闘争でも不変、対日要求 」

『週刊新潮』 '06年10月5日号 日本ルネッサンス 第233回 中国国内の権力闘争がひとつの山場を迎えている。中国共産党が9月24日、上海市トップの陳良宇党政治局委員を解任したのだ。陳氏は江沢民前国家主席に連なる「上海閥」の有力メンバーの一人だ。この解任は胡錦濤国家主席が江氏一派の権力排除に向けて大きく動き出したことを意味する。 陳氏解任がいかに重大な意味を持つかは、中国共産党の…

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2006.06.05 (月)

皆さんこんにちは お元気ですか。 久しぶりに本を出しました。 『この国を、なぜ、愛せないのか 論戦2006』 です。 この1年間に書いた記事を中心にまとめました。 とても強く心に感じた私たちの国の在り方、 そして私たちの生き方についてです。 初めて着物を着て表紙の写真を撮りました。 読んで下さいね。 そして以下の要領でサイン会を致します。 奮ってご参加下さい お待ちしています。 …

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2005.10.20 (木)

「 『東シナ海』石油資源は『自衛隊』で守れ! 」

『週刊新潮』 '05年10月20日号 日本ルネッサンス「拡大版」 第186回 「中国が白樺(春暁)から樫(天外天)へのパイプライン建設を始めましたよ」 10月6日の取材の冒頭、直近の情報だと言って、中川昭一経済産業大臣は語った。 「ですから引き延ばし策なんですよ」 中川経産大臣の指摘しているのは、9月30日と10月1日、中国側の要請で開かれた日中外務省局長級会談のことだ。同会談で…

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2004.02.07 (土)

「 岸和田の中学生虐待事件で露呈した冷酷な “無関心”  米国並みの法的措置が必要だ 」

『週刊ダイヤモンド』  2004年2月7日号     新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 第529回 “無関心”ほど恐ろしく、また冷酷なものはない。 大阪府岸和田市で起きた中学生の息子への虐待事件は、いくつもの点で心を寒からしめる。実の親による凄惨な虐待はむろんのこと、周囲のおとなたちによる無関心と放置である。 各紙の報道によると、虐待は2002年6月頃から始まった。自宅マン…

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2001.06.07 (木)

「 いつまで温存『水資源開発公団』は不要だ 」

『週刊新潮』 2001年6月14日号 櫻井よしこ告発シリーズ 第6回 この国で殺ぎ取られているのは、経済的活力や人的才能だけではない。大自然の活力や生命力さえもが誤った政策によって削り取られている。 瑞穂の国の豊かな水の流れは、日本全国の河川に作られた2700を超えるダムによって切断され、ダムの段々畑のようになった川からは、逞しくも神秘的な魚類の遡上が減少していった。ダムの淀みにはプランクト…

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