「 民主党が政権を取るには広い視野からとらえる“国益の概念”が不可欠 」
『週刊ダイヤモンド』 2004年7月24日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 552 7月11日の参議院議員選挙では、民主党の得票数は、比例で2114万票、自民党の票を400万票以上、上回った。のみならず、選挙区でも民主党は2193万票を獲得し、自民党の1969万票を224万票上回った。 この大躍進ぶりは、たとえば今年4月25日の衆議院統一地方補選の結果と較べてみると様変…
「 小泉、公明党離れで自民再生へ 」
『週刊新潮』 2004年7月22日号 日本ルネッサンス 第125回 参議院議員選挙での民主党の躍進を受けて7月11日の深夜、小泉純一郎首相は次のように述べた。 「何の実績もない、期待だけの時とね、3年間の実績を積んでいるのとでは違いますよ」 「これからあと2年、実績を積むよう努力していかねばならない」 官邸の主は懲りない人だ。小泉政権こそ「何の実績もない」から、民主党に敗れたのだ。公明…
「 外交は政権の道具ではない 首相は名誉欲を捨てよ 国を売りたもうことなかれ 」
『週刊ダイヤモンド』 2004年7月17日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 551 かつての小泉純一郎首相のイメージは、淡々とした人物のそれだった。自分の利益にそれほどこだわることなく、この国に必要な改革にこそこだわり、誰が抵抗しようが反対しようが改革を進める、“よき変人宰相”に見えた。 首相就任から4年目。権力の座はこれほどまでに人間を変えてしまうものか。現在の首相には…
「 総裁に問う、公団財務は健全か 」
『週刊新潮』 2004年7月15日号 日本ルネッサンス 第124回 国土交通省は7月2日、日本道路公団(JH)など道路関係4公団の2003年度決算と財務諸表を、公団の現行方式と民間企業方式の2種類で発表した。民間会計基準で計算すると日本道路公団は“資産超過の優良企業”になったそうだ。 一方、近藤剛道路公団総裁は昨年11月20日の就任記者会見で次のように述べている。 「(日本道路公団を)民間…
「 首相は単なる口舌の徒か 民営化問題取材のさなかに垣間見た小泉改革の正体 」
『週刊ダイヤモンド』 2004年7月10日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 550 考え方や立場が違っても、その主張を理解出来る人と出来ない人がいる。分岐点は、理屈や動機がわかるか否かであろう。小泉純一郎首相は、私にとってしばらく前までは、よく理解出来ない人物だった。しかし、今はかなり明確に理解できる。首相は単なる口舌の徒なのである。 首相の言動の意味がとらえにくかったの…













