櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

コラム

2004.08.14 (土)

「 戦争孤児の実話に基づいた一冊の絵本が投げかける“国民を守る”ことの意味 」

『週刊ダイヤモンド』    2004年8月14・21日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 555 『金のひしゃく 北斗七星になった孤児たち』という絵本がある。増田昭一氏の作で、財団法人中国残留孤児援護基金が今年3月に出版した。 涙なしには読めないこの絵本の物語は、実話に基づいている。日本が敗戦した1945年の秋、増田氏は満州新京敷島地区の難民収容所にいた。そこには多くの孤児た…

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2004.08.07 (土)

「 三位一体改革の御旗の下で義務教育費削減論は性急 国と地方の役割見直しが先 」

『週刊ダイヤモンド』    2004年8月7日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 554 三位一体改革で、東京都の石原慎太郎知事が傾聴すべき提案をしている。国の関与などを撤廃し、より住民に身近なところで政策決定し、税金の使途を決めるべきだという前提に立っての具体的提案である。 石原知事は国と地方自治体の役割を明確に分類し、国が責任を持つべき3つの分野を挙げた。(1)外交、防衛、司…

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2004.08.05 (木)

「 ケリー政権なら対日訴訟復活か 」

『週刊新潮』 2004年8月5日号 日本ルネッサンス  第127回 7月26日から民主党大会がジョン・ケリー氏の地元、ボストンで開かれた。ケリー候補のスローガンは「国内でより強く、世界で尊敬される国に」である。このところ、氏が多用するのは「アメリカを再びアメリカならしめよ」という言葉だ。 ケリー氏への支持率はブッシュ大統領への強烈な批判でジワジワと上昇、現職大統領と抜きつ抜かれつを繰…

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2004.07.31 (土)

「 金額合わせに終始するな 本質論からはずれ始めた三位一体改革の論議の中身 」

『週刊ダイヤモンド』    2004年7月31日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 553 国と地方自治体の税財政改革(三位一体改革)の議論が盛んだが、本質論をはずしているのではないか。三位一体改革は、国が地方への補助金や交付税を減らすぶん、税源を地方に移譲して地方自治に任せるということだ。 重要なのは課税権限を移譲することだ。だが、現在進行中の全国知事会議での議論は、基本的…

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2004.07.29 (木)

「 拉致問題、まだ区切りではない 」

『週刊新潮』 2004年7月29日号 日本ルネッサンス  第126回 曽我ひとみさんのジャカルタ滞在は予想よりもずっと短い10日間で終わった。北朝鮮に戻らず日本で暮らすよう、夫のジェンキンス氏と2人の娘を説得するには、とても長い時間がかかる、或いは出来ないかもしれないと、出発前の曽我さんは述べていた。それだけ3人の家族は北朝鮮の価値観に深く染まっており、ジェンキンス氏は米国による軍訴追を恐れて…

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