「 “置き去り”恐れて模範回答か 高コストの住基ネット更新を前に悩める自治体のジレンマ 」
『週刊ダイヤモンド』 2006年6月17日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 拡大版 645 国民一人ひとりに11ケタの番号(住民票コード)を振って情報を管理する住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)が正式に稼働したのは、2002年8月5日だった。住基ネットは全国の市町村を端末とするコンピュータネットワークで、全国どこからでも「本人確認情報」を簡単に入手できる仕組…
「 節度なき中国に米国も不快 」
『週刊新潮』 '06年6月15日号 日本ルネッサンス 第218回 経団連新会長の御手洗冨士夫氏が極めて真っ当な発言をした。6月1日、大阪での記者会見で、経済同友会が先に小泉純一郎首相の靖国神社参拝に「ノー」を突きつけたことについて問われた折、こう答えた。 「小泉首相は適切に判断して行動している。経団連は過去に(靖国神社に関する見解を)とりまとめたこともないし、これからも予定はない」「国の…
「 歴史認識で折り合えなくとも拉致問題解決への取り組みが韓国との協力関係の糸口に 」
『週刊ダイヤモンド』 2006年6月10日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 644 去る5月28日、東京・日比谷公会堂で「第10回拉致被害者全員救出を求める大集会」が2,000人を集めて行なわれた。初回からかかわってきた者として感慨深い。それは第一に、足かけ10年が過ぎてもまだ、横田めぐみさんはじめ数百人が北朝鮮に捕らわれたままであること。その一方で、10年目にしてよう…
「 靖国妥協外交で日本は守れない 」
『週刊新潮』 '06年6月8日号 日本ルネッサンス 第217回 福田康夫氏の首相候補としての存在感が高まり、支持率が急上昇中だそうだ。福田氏なら中国外交を巧くやってのけることが出来そうだからというのが理由らしい。 日中外交をスムーズに進めるために、靖国神社に参拝する首相に異義を唱え、“A級”戦犯を分祀せよと主張してきたのが福田氏だ。福田路線を支持すべく、氏の背後に控えるのが古賀誠、山…













