「 『教育』が危ない 」
『週刊新潮』 2007年3月8日号 日本ルネッサンス 第254回 [拡大版] 第二回 今も学校を徘徊する「日教組支配」 安倍晋三首相が力を入れる教育再生への動きが急である。教育関連法案について検討している中央教育審議会は2月25日、学校教育法と教員免許法の改正について基本的合意に達した。 文科省が中教審に示した学校教育法改正案には教育の責任の所在を明確にするための校長以下の縦の…
「 『子育て』は『親育て』と同義 親学の開始こそ日本人再生の糸口に 」
『週刊ダイヤモンド』 2007年3月3日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 680 かつて「日本の母親ほど辛抱強く愛情に富み、子どもにつくす母親はいない」といわれた。幕末から明治にかけて日本を訪れた多くの外国人の日本見聞録をまとめた『逝きし世の面影』(渡辺京二著、平凡社)に紹介されている、日本研究者E・モースの言葉だ。 彼はこうも書いた。 「日本人は確かに…
「 『教育』が危ない 」
『週刊新潮』 2007年3月1日号 日本ルネッサンス 第253回 [拡大版] 第一回 現代のアンタッチャブル「教育局」の重罪 安倍晋三首相が内閣の最重要課題と位置づける教育再生は、巨大な官僚組織との戦いである。だれも責任を取らない悪しき慣例主義に沈み込んだ小官僚集団を変えていくことが、教育再生の鍵となる。 後に詳述するが、教育を実際に動かしているの…
「 理屈に合わない支援には協力の必要なし 6ヵ国協議脱退も含めて姿勢を堅持せよ 」
『週刊ダイヤモンド』 2007年2月24日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 679 三連休最後の2月12日、拉致被害者の家族会、救う会の主催で、「中山恭子拉致問題対策本部事務局長に聞く」という緊急集会が東京で開かれた。 横田めぐみさんの両親が、夜も眠れずに悩んだすえ、実名を公表、拉致被害を訴える第一回の国民集会の開催から、今年は10年目になる。 この10年間…
【特別対談】中川昭一vs櫻井よしこ 「 日本は『言葉だけの国』ではいけない 」
『週刊新潮』 2007年2月22日号 日本ルネッサンス 第252回 【特別対談】中川昭一vs櫻井よしこ 「 日本は『言葉だけの国』ではいけない 」 櫻井よしこ 高い支持率で発足した安倍内閣は攻めの一手かと思いきや、意外にも防戦のイメージが強いですね。党のブレーンである政調会長のお立場から、安倍内閣の四カ月間の歩みをどうご覧になりますか。 中川昭一 まず小泉内閣のバトンを引き継がな…













