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「 人口調査や研究書でも検証 ほぼ完璧に否定されている南京での“三〇万人虐殺” 」

歴史」の検索結果: 71
2005.07.02 (土)

「 人口調査や研究書でも検証 ほぼ完璧に否定されている南京での“三〇万人虐殺” 」

『週刊ダイヤモンド』    2005年7月2日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 598 先週の当欄で、韓国元首相金鍾泌(キムジョンピル)氏の発言に触れた。氏は、日本軍は南京で30万人を虐殺した、南京の人口は1937年、38年当時、60万人いたのが、日本軍の30万人虐殺のせいで30万人に減ったのだと憤ったのだ。 6月20日、折しもソウルでは日韓首脳会談が行なわれ、盧武鉉(ノム…

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2002.07.08 (月)

「 敗戦直後、日本人再教育に使われた『眞相箱』の実態 」

『週刊ダイヤモンド』 2002年7月13日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 453回 過日、古い本を読んだ。『眞相箱 太平洋戦争の政治・外交・陸海空戰の眞相』である。 今では古書店でもなかなか見つけられないもので、コズモ出版社から1946(昭和21)年8月25日に出版され、値段は15円である。 じつは、私はこの本が文庫本として再出版されるにあたって、若干の解説を書いたのだ。書きな…

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2002.05.07 (火)

「小手先の対応はもはや限界 首相の靖国参拝とその真意」

『週刊ダイヤモンド』 2002年5月11日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 444回 4月21日、小泉首相が靖国神社にお参りした。この日は春の例大祭初日で清祓(きよはらい)の日にあたるそうだ。 「内外に不安や警戒を抱かせない一番いい時期だと思った」と首相は述べた。加えて、8月15日も参拝するのかと記者に問われて「しません。一年に一度です」と答えている。 新聞各紙はさまざまな反応を…

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2001.12.10 (月)

「 内親王ご誕生で改めて感じた文化歴史を伝える言葉の大切さ 」

『週刊ダイヤモンド』 2001年12月15日号 オピニオン縦横無尽 第425回 「ローマの休日」は、なぜあれほど、愛され続けるのか。「神がお遣(つか)わしになった最も美しい天使」(エリザベス・テーラー)のようなヘプバーンの笑顔のゆえか、魅力的なグレゴリー・ペック演ずる特派員生活への憧れのゆえか。 理由はこの両方に加えて、ヘプバーンの演ずる主役がユア・ロイヤル・ハイネスと呼ばれる立場、つまり皇…

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2001.12.03 (月)

「 誇大報告・水増し“南京事件”の証拠の信憑性は非常に乏しい 」

『週刊ダイヤモンド』 2001年12月8日号 オピニオン縦横無尽 第424回 再び南京事件について。私が南京での日本軍による民間人虐殺があったと考えていた理由のひとつが、紅卍会(こうまんじかい)および崇善堂(すうぜんどう)による遺体埋葬数だった。前者は4万3000体を、後者は11万体強を埋葬したと報告、これが、東京裁判で南京大虐殺を事実として認める根拠ともなった。 北村稔氏の『「南京事件」の…

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2001.12.02 (日)

「 『南京虐殺』の虚構 」

『諸君!』 2002年1月号 発掘!! 「新史料」が証(あ)かす 「虐殺」を世界で初めて報じた英字紙記者ティンパーリーは、国民党の宣伝工作員だった! 北村稔氏(立命館大学教授) 櫻井よしこ(ジャーナリスト) ティンパーリーの正体を突止める 櫻井: 北村さんの『「南京事件」の探究』を拝見しましたが、これは一言で言うと、いわゆる「大虐殺」が「あった」とする論拠をことごとく洗い直して再検証さ…

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2001.11.26 (月)

「 南京事件に関する新事実 まさに歴史を見直すべき時 」

『週刊ダイヤモンド』 2001年12月1日号 オピニオン縦横無尽 423 歴史を振り返るとき、常に私たち日本人の心の傷としてとらえざるをえないのが南京事件である。 戦後教育を受けた私は、長いあいだ、日本人は南京で虐殺行為をしたのだと思っていた。報道の分野で仕事をするようになって初めて南京大虐殺説に疑問を抱くようになった。かといって特に南京事件の調査をしてきたわけではないが、外交問題の取材な…

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2001.08.02 (木)

「無線封止」の神話は完全崩壊、奇襲は読まれていた!「 『真珠湾の真実』をまだ信じない人たちへ 」

『諸君!』 2001年9月号 終戦特集 破られた「歴史の封印」 「民衆の一部を一時期欺くことはできるかもしれないが、全ての民衆をいつまでも欺き通すことは不可能である」というリンカーンの言葉を捧げたい ロバート・スティネット(ジャーナリスト) 妹尾作太男(戦史研究家) 田久保忠衛(杏林大学教授) 櫻井よしこ(ジャーナリスト) 「無線封止」は虚構だった 妹尾:  『真珠湾の真実――ルーズベルト…

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2001.07.09 (月)

「 米国人ジャーナリストの根気が明らかにした『真珠湾の真実』 」

『週刊ダイヤモンド』 2001年7月14日号 オピニオン縦横無尽 第404回 7月初め、文藝春秋「諸君!」の企画で『真珠湾の真実』の著書、ロバート・スティネット氏らと対談した。ペギー夫人とともに来日した今年77歳の氏から聞いた取材にまつわるエピソードがとりわけ重く私の心に響いた。 真珠湾攻撃は日本がアジア諸国に石油等の資源を求めて進出する動きを、米国に阻止されないよう、米国の攻撃能力をつぶし…

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2001.06.25 (月)

「 日本は米国に第二次世界大戦に追い込まれたことを示した書物 」

『週刊ダイヤモンド』 2001年6月30日特大号 オピニオン縦横無尽 第402回 かつて小欄でも触れたロバート・スティネット氏の著書『Day of Deceit』の日本語版がこの6月、文藝春秋からついに翻訳出版された。題名は『真珠湾の真実 ルーズベルト欺瞞の日々』、訳者は妹尾作太男氏である。 元米国海軍軍人であるスティネット氏は、戦後はジャーナリストとして働き、60歳で退職、その後十数年を…

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