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「 政府は外国人参政権を諦めていた 」

日本の社会」の検索結果: 130
2010.07.29 (木)

「 政府は外国人参政権を諦めていた 」

『週刊新潮』 2010年7月29日号 日本ルネッサンス 第421回 民主党政権が永住外国人への参政権付与問題について極めて重要な閣議決定を行っていた。従来、民主党議員の半数近くが熱心だった外国人参政権推進の立場をきっぱりと否定して、参政権は認めないとの立場を、6月4日の閣議で、公式に打ち出していたのだ。 これは、自民党の山谷えり子参院議員が5月27日に提出した質問主意書に対する政府答弁に書き…

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2010.07.24 (土)

「 国家解体を主張する民主党では日本は持たない 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年7月24日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 847 鳩山由紀夫氏が首相だったとき、氏が好んで掲げた「友愛」や「新しい公共」、「国民」ではなく「市民」の、真の意味、そして氏の思想を理解するのは容易ではなかった。 鳩山・菅直人両氏を結ぶ思想、そして民主党中枢を染める特定の思想の概要は、後継の菅氏の所信表明演説でより鮮明に見えてきた。鍵は、首相が自…

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2010.07.17 (土)

「 日本は『最小不幸社会』ではなく『最大幸福社会』を目指すべきだ 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年7月17日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 846 菅直人首相と民主党は「最小不幸社会の実現」をマニフェストに掲げた。だが、社会主義的平均値の社会実現を追求するあまり、民主党政権は日本の針路を間違えるのではないかと思う。 「最小不幸社会」という、後ろ向きでジメッとした政策目標を掲げた理由について、菅首相は述べている。「幸福は個々人の価値観に…

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2010.07.03 (土)

「 メダカ、オタマジャクシ、トンボ…… 小さな池で育まれる多様な生き物 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年7月3日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 844 一昨年の早春、庭の池に12匹のメダカを放した。寒い冬を二度越して、メダカたちは数え切れない「大勢力」に育っている。水たまりに等しいささやかな池なのに、多種多様な生き物が集まり、彼らの世界をつくり上げているのがおもしろい。その中で今、オタマジャクシが一大勢力を形成する。 オタマジャクシは、近づく足音…

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2010.05.22 (土)

「 政治家に不可欠な戦略構築能力が欠如する鳩山首相では国が危うい 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年5月22日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 838 世界諸国のリーダーたちは、日々の政治を大戦略につなげて考える。近未来、中期的展望、長期的展望と三段階に分けて問題を整理し、対策を講ずる。 大戦略を描くには、自国だけでなく周辺諸国がどのような動きを見せるか、地球をいくつかの地域に分けて各地域がどのような状況にあるかを読み取り、予想しなければなら…

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2010.04.10 (土)

「 改名申請者の数が増える韓国 国力を衰えさせる危うさはないか 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年4月10日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 833 韓国人の50に1人は改名を望み、親がつけてくれた名前をむやみに変えてはならないという儒教の伝統がすたれつつある。3月31日付の週刊新聞「統一日報」のコラム「裏窓」がこのように指摘していた。 非常に興味深い。もう少しご紹介すると、韓国で改名はもはやスポーツ選手やスターだけのことではなくなり、…

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2010.03.18 (木)

「 別姓法案の黒幕は法務官僚だ 」

『週刊新潮』 2010年3月18日号 日本ルネッサンス 第403回 子供の命名について、人生の先輩に聞いた話である。生まれてきた子供がどんな一生を歩むかは、誰にも予見出来ない。起伏に富むのが人生だから、いい時も悪い時もある。であれば、不運な巡り合わせで逆境に立つような場合、せめて子供が自分の名前ゆえに自信をなくしたりしないようにしておくのがよい。だから、字画などにも気を遣って、本人を支える…

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2010.03.11 (木)

「 党内民主主義の死か、別姓法案 」

『週刊新潮』 2010年3月11日号 日本ルネッサンス 第402回 鳩山由紀夫首相の後押しで、夫婦別姓法案が閣議決定されそうな状況が生まれている。以前から夫婦別姓法の確立に意欲を示してきた千葉景子法相は、民主党政権が実現した現在を好機ととらえ、作業を急いできたと思われる。鳩山内閣の支持率が下がる中、千葉氏が動きを加速させ、それを鳩山首相が「基本的に賛成だ」(2月16日)との発言で応援してい…

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2010.02.13 (土)

「 日本固有の文化文明を壊す『夫婦別姓法案』に反対 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年2月13日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 825 民主党の小沢一郎幹事長らの強い指導で推進されているのが外国人参政権法案である。これは民主党の政策集「INDEX 2009」には書き込まれていたが、選挙に際して掲げられたマニフェストからは削除された。同法案の問題点についての国民の理解は進み、危機感も強まっているが、その陰であまり注目されていないのが…

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2010.01.23 (土)

「 小沢一郎氏ら民主党が提案する外国人参政権付与案に私は反対 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年1月23 日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 822 今月11日の政府・民主党首脳会議で、永住外国人に地方参政権を付与する法案を18日召集の通常国会に提出することが確認されたと報じられた。 同法案に関して、民主党内にはもともと深い亀裂があった。推進派の小沢一郎、鳩山由紀夫、岡田克也各氏らの勢力に反対する渡辺周、長島昭久、松原仁各氏らが存在し、法…

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