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「 ロシア大統領国後訪問に無策の日本 カチンの罪を認めさせたポーランド 」

歴史」の検索結果: 71
2010.11.13 (土)

「 ロシア大統領国後訪問に無策の日本 カチンの罪を認めさせたポーランド 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年11月13日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 862 菅直人首相は、メドベージェフ・ロシア大統領の国後島訪問を「NHKの報道で知った」そうだ。なんとも危機管理の出来ていない首相ではないか。 一時帰国した河野雅治駐ロシア大使は今回のロシア大統領の国後訪問を、「国内向けに指導力を誇示する狙い」と空疎な説明をし、首相は、引き続き分析せよと無意味な指示…

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2010.11.04 (木)

「 事実を歪曲する中国の独自思想 」

『週刊新潮』 2010年11月4日号 日本ルネッサンス 第434回 事実を曲げて強硬な主張をする厄介な隣人、中国を、私たちはどのように理解すべきか。 〈尖閣諸島は中国領だ、東シナ海は中国の海だ、尖閣周辺の中国の領海内で日本の海上保安庁の船が中国の漁船を取り囲んだ、日本側が体当たりして衝突事件を起こした〉 中華人民共和国はこう主張する。彼らにとって、事実は問題ではなく、彼らが主張することが…

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2010.10.23 (土)

「 歴史は私たちに教えている 『おとなの対応』の危うさを 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年10月23日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 859 菅直人首相が日中関係について、「いろんなことが元どおりに戻っていくのかなと思う」と期待を込めて語っている(10月9日)。 「元どおり」とは、氏が首相に就任した直後の日中関係を示すようだ。首相は6月13日に温家宝首相と電話会談し、続く27日、カナダのG20首脳会議で胡錦濤国家主席に会った。そ…

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2010.09.18 (土)

「 日本を悪者に仕立て上げてしまった菅、仙谷両氏の歴史観 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年9月18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 854 サハリン韓国人の二世ら約2,000人が州都ユジノサハリンスクで、日本政府に法的責任と賠償を求める決議を採択したと、「毎日新聞」が9月7日付夕刊で伝えた。菅直人首相は8月10日に日韓併合100年の談話を発表し、サハリン韓国人への支援継続を約束したが、彼らは、それは法的措置を認めないための措置だと切り…

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2010.08.21 (土)

「 命を賭して先人が守った祖国 思いを受けるに足る私たちか 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年8月14・21日合併号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 850 1944年12月16日、レイテ島西方海域で河野宗爾陸軍伍長は戦死した。僧職にあった23歳のこの若者は、こんなふうに遺書を書き出している。 「御面会も出来ず、出発すること、何だか淋しい気持ちです」 だがすぐに気を取り直して、「ニッコリ笑って戦友に見送られて行きます」と筆を継いだ。 …

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2010.08.19 (木)

「 台湾窮地・中国の横暴を警戒せよ 」

『週刊新潮』 2010年8月12・19日合併号 日本ルネッサンス 第423回 今から28年前、中国人民解放軍の海軍提督、劉華清が大戦略を立案した。そこには幾段階かの具体的目標が掲げられており、第4段階の目標は2040年までに西太平洋とインド洋から米海軍を排除し、同海域に中国の覇権を確立するというものだ。 米国を排除して創り出すのは大中華圏だ。が、その幕明けは台湾併合なしには始まらない。台湾…

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2010.04.08 (木)

「 国益の『嘘』と私益の『嘘』 」

『週刊新潮』 2010年4月8日号 日本ルネッサンス 第406回 鳩山由紀夫首相は、ひょっとして、“病気”なのではないか。こんな言い方は首相でなくとも誰に対しても失礼なことだと承知してはいるが、普天間飛行場移設問題に関する首相発言の変遷は、それほど異常である。 首相は3月29日夜、こう語った。 「今月中じゃなきゃならないということは法的に決まっているわけじゃない」 国民は皆、3月末まで…

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2010.03.11 (木)

「 党内民主主義の死か、別姓法案 」

『週刊新潮』 2010年3月11日号 日本ルネッサンス 第402回 鳩山由紀夫首相の後押しで、夫婦別姓法案が閣議決定されそうな状況が生まれている。以前から夫婦別姓法の確立に意欲を示してきた千葉景子法相は、民主党政権が実現した現在を好機ととらえ、作業を急いできたと思われる。鳩山内閣の支持率が下がる中、千葉氏が動きを加速させ、それを鳩山首相が「基本的に賛成だ」(2月16日)との発言で応援してい…

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2010.02.13 (土)

「 日本固有の文化文明を壊す『夫婦別姓法案』に反対 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年2月13日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 825 民主党の小沢一郎幹事長らの強い指導で推進されているのが外国人参政権法案である。これは民主党の政策集「INDEX 2009」には書き込まれていたが、選挙に際して掲げられたマニフェストからは削除された。同法案の問題点についての国民の理解は進み、危機感も強まっているが、その陰であまり注目されていないのが…

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2010.01.07 (木)

「 おかしいぞ、小沢氏の対米観 」

『週刊新潮』 2009年12月31日・2010年1月7日合併号 日本ルネッサンス 第393回 民主党の小沢一郎幹事長が絶対的権力者の風貌を見せている。政府の要職にあるわけでもないが、氏は事実上、日本国の政治を動かしている。内政・外交において氏の声はまさしく天の声としての力を発揮する。 強大な力をもつ氏の、2009年12月の韓国での発言には、外国人参政権問題をはじめ、受け入れ難いものが多かっ…

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