「 ファミコンの登場と一致する日本の子どもの学力低下 親子に必要な家庭生活改革 」
『週刊ダイヤモンド』 2005年1月8日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 574 世界の高校一年生を対象に行なわれたOECD(経済協力開発機構)の国際学習到達度調査(PISA)結果が2004年12月に発表されて以来、日本の子どもの国際的学力水準が論議を呼んでいるが、同月、それに続いて発表された「国際数学・理科教育動向調査」(TIMSS2003、国際教育到達度評価学会)結果…
特集 「 緊迫の海域『尖閣諸島』を視た! 」(前編)
『週刊新潮』 '04年12月30日、'05号1月6日号 日本ルネッサンス[拡大版] 第147回 日本列島の周辺海域はいまや緊迫の海である。 東シナ海は96年以降中国の実効支配が確立されたと言われる程、中国海軍所属の軍艦や海洋資源調査船の活動が著しい。だが、中国側の動きは今や急速に日本の太平洋側に拡大され、現に沖ノ鳥島周辺で、中国船の海底及び資源調査が活発化しつつある。 たとえば、調査船向…
「 台湾総選挙結果を甘く見るな 中国の侵攻を抑止するに足る軍事能力を日米台で築くとき 」
『週刊ダイヤモンド』 '04年12月25日/'05年1月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 573 12月11日に行われた台湾総選挙では、陳水扁(チンスイヘン)総統の民進党は念願の過半数を制することが出来なかった。同党の獲得議席は89、陳政権を支持し、かつ、強力に独立を唱えた李登輝前総統の台湾団結連盟は12議席にとどまった。両党合わせて101議席は野党の国民党と親民党の合…
「 ライス新国務長官の世界戦略 」
『週刊新潮』 '04年12月23日号 日本ルネッサンス 第146回 1月に2期目に入るブッシュ政権の対外政策の担い手、コンドリーザ・ライス新国務長官の考え方を鮮烈にまとめた論文がある。2000年1・2月号の『フォーリン・アフェアーズ』誌に掲載された「国益追求」(Promoting the National Interest)である。世界の指導者層にとって必読の書といわれる外交専門誌でラ…
「 中国主導で急浮上した『東アジア共同体』構想の非現実性と呆れるその経緯 」
『週刊ダイヤモンド』 2004年12月18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 572 11月29日、30日の両日、ラオスで開かれた「ASEAN+3」の首脳会議で、「東アジア共同体」構想が浮上した。同共同体への第一歩として、来年マレーシアでASEANと日中韓3国が第1回「東アジア首脳会議」を開くそうだ。 それにしてもわかりにくい。「ASEAN+3」と「東アジア首脳会議」…













