「 弱毒性でも侮ってはいけない 」
『週刊新潮』 2009年5月21日号 日本ルネッサンス 第362回 5月9日、ブタ由来の新型インフルエンザウイルスへの国内初の感染が確認された。11日現在、研修旅行先のカナダから帰国した大阪の高校の男子生徒3人と引率の男性教諭の計4人の感染が確認されている。 日本へのウイルス上陸について、高橋央(ひろし)氏は「予想どおり」と語る。 氏は、かつてCDC(米国疾病予防センター)に在籍した感染症対…
「 拉致被害者、横田めぐみさんをなぜ北朝鮮は必死に隠すのか 」
『週刊ダイヤモンド』 2009年5月16日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 788 4月25日のテレビ朝日の「朝まで生テレビ」で「横田めぐみさんも有本恵子さんもすでに死亡している」と、総合司会の田原総一朗氏が、“外務省二番目か三番目”の高位の人物の情報として、語ったそうだ。恵子さんのお父様の有本明弘さんが怒っていた。めぐみさんのご家族も、その他の拉致被害者のご家族も、同じ思いだった…
「 中国の知的財産丸ごと乗っとり策 」
『週刊新潮』 2009年5月7・14日合併号 日本ルネッサンス 第361回 米国議会の政策諮問機関、米中経済安保調査委員会が昨年11月、議会に提出した報告書に興味深いくだりがある。 「中国の知的財産権の侵害は際立っている。中国は関連法を改正し、外国企業の権利の剥奪と、中国企業の保護を一層強めた」 「中国は2008年8月、特許法改正の検討を開始した。重要点は『絶対的新規性』基準の採用である…
「 国際社会で深まる台湾の危機 日本は最悪の場合に備えるべき 」
『週刊ダイヤモンド』 2009年5月2・9日号合併号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 787 連休が近づき、緑陰が濃くなり始めると、台湾の友人たちを思い出す。すっかり暑くなった台北の街を歩いては、木陰で涼む。街を行く人たちはどの人も皆、活気に溢れ、人懐こい笑みを浮かべている。 台湾ほど日本人に優しい国はないだろう。その優しさは表面だけではなく、心の中からわき出す優しさに思える。…
「 中国軍事力への米国の警戒 」
『週刊新潮』 2009年4月30日号 日本ルネッサンス 第360回 「中国を、敵として扱えば敵となり、友人として扱えば友人となると言う専門家がいます。馬鹿ばかしい限りです。どう対処するかに拘らず、中国は中国になるのです」 “absurd”(馬鹿げた)の一言でこう断じたのはキャロリン・バーソロミュー氏である。彼女は米国議会の政策諮問機関である米中経済安保調査委員会の委員長で、現在、下院議長を務…













