「 米中戦略経済対話が突きつける自立国家としての日本の活路 」
『週刊ダイヤモンド』 2009年8月8日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 800 7月27日、28日の両日、ワシントンで米中戦略経済対話が持たれた。冒頭、オバマ大統領は「米中関係が21世紀を形づくる」「米中関係はいかなる2国間関係よりも重要」「この重要性がわれわれのパートナーシップを支えており、われわれは共に世界に責任を持たなければならない」と述べた。 米中が世界の枠組みを決…
「 沖縄戦、県民疎開に尽力した知事 」
『週刊新潮』 2009年8月6日号 日本ルネッサンス 第373回 沖縄の星雅彦氏が興奮気味に電話をかけてきた。 「昭和19年11月3日、那覇市で県民決起大会が開かれ『県民一丸となって戦おう、元気な者は皆戦おう。老人と婦女子は日本古来の伝統にのっとり、後顧の憂いなからしめるために集団自決しよう』と決議したと報道されています。この決議があったのなら、集団自決は軍命と関わりないことが明らかになります…
「 政権奪取間近の民主党 問われる小沢一郎氏問題 」
『週刊ダイヤモンド』 2009年8月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 799 8月30日の衆議院議員選挙で、民主党政権が誕生するだろう。政権政党として大丈夫かとの声を打ち消すように、同党は外交・安全保障政策などを大幅に見直しつつある。だが、一連の政策転換のあとにも、不安は残る。 それは小沢一郎氏問題である。寄り合い所帯の党を束ねて政権奪取に迫った力ゆえに、大半の党員は氏に物…
「 中国による第三世界の核拡散 」
『週刊新潮』 2009年7月30日号 日本ルネッサンス 第372回 中国はかつてソ連と袂(たもと)を分かって、自力で核を開発した。後発国の中国の核開発のスピードに、世界は驚いたが、その裏には多くの葛藤があった。また、中国は核兵器を第三世界に広げるべく、核関連技術を複数の国々に輸出したのみならず、フランスに核実験場を提供し、フランスの核にも協力していた。 中国の核政策の実態は驚きである。中国…
「 民主党は日本を担えるか 政権公約を早期に発表せよ 」
『週刊ダイヤモンド』 2009年7月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 798 衆議院議員選挙の日程が8月30日に決まった。解散権は総理大臣一人の手にあり、その行使はどんな場面でも首相権限の強さを感じさせてきた。 だが、今はその力強さを感じさせる場面も盛り上がりもない。自民党政権の終焉と民主党政権の誕生の間近さが予定調和のように示されただけだ。 民主党政権誕生を前にして気…













