「 力で攻める中国に心で戦うチベット 」
『週刊ダイヤモンド』 2009年6月6日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 791 ケルサン・ギャルツェン氏は、チベット亡命政府特使として2002年以降、中国側との接触を重ねてきた。 「公式の接触は8回、非公式は1回です。ダライ・ラマ法王の求めは、主として3つ、国際社会の倫理に沿う人権の推進、宗教に基づく和の確立、チベット人の価値観の擁護と存続です。政治的要求を出したことはあ…
「 『盧武鉉・韓国前大統領』転落死が映し出す異常な『韓国情勢』 」
『週刊新潮』 2009年6月4日号 日本ルネッサンス拡大版 第364回 2002年4月、韓国で『妻よ、少し助けてくれないか』という著書が再出版された。このくだけた題名の書の著者は、5月23日に「自殺」した盧武鉉前大統領である。同書には次のようなことが書かれている。 「子どもの頃、ひどい劣等感をもっていた。心の奥底に他人への恨みや敵対心を抱いていた」「これは、常に不遇を嘆いていた母の影…
「 新型インフルエンザ危機を日本の国際貢献チャンスに転換 」
『週刊ダイヤモンド』 2009年5月30日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 790 5月16日に国内初の新型インフルエンザウイルスの感染症例が見つかった。以降、わずか3日で大阪、兵庫両県の感染者数は193人に上った。大阪市と神戸市だけでも、感染者との濃厚接触者は2,900人に上る。 公共の輸送手段の発達と人口密度などから、日本における感染の広がりは、米国などと比較しても“いっそう…
「 ウイルスを迎えうつ準備を急げ 」
『週刊新潮』 2009年5月28日号 日本ルネッサンス 第363回 先週の当欄で、感染症対策の専門家高橋央(ひろし)氏が、「新型インフルエンザの感染に関しては、1週間単位で局面が変化する」と予見したことをお伝えした。氏は、かつてCDC(米国疾病予防センター)に在籍し、SARS発生のときにはWHO(世界保健機関)のコンサルタントとしてフィリピンでのSARS封じ込めのチーム・リーダーを務めた。 氏…
「 対馬、横須賀……要地買いを狙う外国人 危機意識薄い日本政府 」
『週刊ダイヤモンド』 2009年5月23日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 789 中国外務省の馬朝旭報道局長は、中国が国連の大陸棚委員会に、東シナ海で沿岸から200カイリ(約370キロメートル)を超える地域に大陸棚の拡張を求める関連資料を提出したことを明らかにした。東シナ海は沖縄直前まで中国領だとの年来の主張を、中国はこれから国連の場で展開することになる。 他方、日本政府は日本…













