「 放射能除去で国土復興を目指せ 」
『週刊新潮』 2011年6月2日号 日本ルネッサンス 第462回 福島原発事故で日本は一夜にして、それまでの原子力平和利用の「優等生」から「前科者」になったと山名元(はじむ)教授は語る。京都大学原子炉実験所の山名氏は、大事なことは日本を第二のチェルノブイリにしないこと、端的に言って美しい福島を取り戻すことだと強調する。 自然も人情も日本本来の美しさを保ち、「うつくしま ふくしま」と呼ばれてきた…
「 相互主義が成り立たない中国に国土を買われるままにしておくのか 」
『週刊ダイヤモンド』 2011年5月28日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 888 5月13日、中国政府が都心の一等地、約5,677平方メートル(約1,720坪)を一般競争入札で落札していたことが判明した。衆議院外務委員会で自民党の小野寺五典議員の質問に松本剛明外相は「適法に取得したことに反対する理由はない」と答えたが、はたしてこの種の近視眼的対応でよいのか。 中国政府が入手…
「 温首相来日、中国の微笑を信じるな 」
『週刊新潮』 2011年5月26日号 日本ルネッサンス 第461回 中国の温家宝首相が今月21日から来日し、東日本大震災の現地を視察するという。2008年1月、中国の大群衆が大雪のため旧正月に故郷に戻れなかったとき、或いは同年5月、四川大地震が起きたとき、温首相はいち早く現地に赴き、民衆の苦難に深い同情を表明して、混乱をおさえた。 そのときと似たような同情溢れる目差しで温首相は日本の被災地…
「 『不都合な数字』を隠した菅首相 政策転換の説明責任をまっとうせよ 」
『週刊ダイヤモンド』 2011年5月21日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 887 5月6日夜、突然、菅直人首相は中部電力に対する浜岡原子力発電所の停止要請を発表した。 理由は文部科学省地震調査研究推進本部の数字で、「30年以内にマグニチュード8程度の想定の東海地震が発生する可能性は87%ときわめて切迫している」ことと、「浜岡原発が東海地震の震源域内にある」という2点だった。 …
「 健康被害解決への専門家の声 」
『週刊新潮』 2011年5月10日号 日本ルネッサンス 第460回 福島第一原発から半径20㌔圏内の警戒区域への住民の一時帰宅が10日から始まる。危険回避で避難中の人々は現在7万8,000人、約2万6,000世帯に上る。避難所生活は特にお年寄りには重い負担である。すでに少なからぬ方々が亡くなり、認知症が進んだ方もいる。働き盛りの世代は田畑も家畜も失い、仕事にも行けない。将来の生活の目処が立…













