「 今も昔も変わらぬ朝日の偏り社説 」
『週刊新潮』 2014年7月10日号 日本ルネッサンス 第614号 集団的自衛権の行使を可能にする憲法解釈の変更が7月1日、ようやく閣議決定された。同日の「朝日」の紙面には相も変わらぬ反対論が溢れていた。22年前、国連平和維持活動(PKO)に自衛隊を参加させるPKO法案でも、彼らはいまと似たような反対論を展開していた。 宮澤喜一首相が公明、民社両党と組んで成立させたPKO法を巡る「朝…
「 石原“最後は金目”発言が突いていた一面の真実 」
『週刊ダイヤモンド』 2014年7月5日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1041 「最後は金目でしょ」と発言した石原伸晃環境相が「私の品を欠く発言」と、平謝りに謝った。氏の謝罪通り、発言は著しく品格を欠いていた。環境大臣としての氏の仕事ぶりも、被災者のために粉骨砕身の頑張りを見せるべき地位にあるにもかかわらず、どう見ても評価できない。氏は大反省すべきだと指摘した上で、福島の現状…
「 河野、谷野両氏を国会喚問せよ 」
『週刊新潮』 2014年7月3日号 日本ルネッサンス 第613回 6月20日に公表された河野談話作成経過の検証報告書は一歩前進だったが、最も本質的なことには触れずに終わっている。昭和史研究の第一人者のひとり、秦郁彦氏を交えた検討チームが表面的な検証しかなし得なかった理由は、報告書発表後の委員らのコメントから推測可能だ。外務省が、一貫して「穏便に穏健に」と、牽制したというのだ。 安倍晋…
「 いてつく冬の嵐に晒される中国の“知”の世界 」
『週刊ダイヤモンド』 2014年6月28日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1040 中国で言論弾圧が激化していることは広く報じられてきた。それでも驚いたのは、学問、研究分野の取り締まりがさらに厳しくなり、まともな研究が到底、望めなくなっていることだ。中国の知の世界はいてつく冬の嵐に晒されている。 中国共産党中央規律検査委員会が6月16日までに、中国社会科学院は「海外勢…
「 混沌を極める米外交と日本の針路 」
『週刊新潮』 2014年6月26日号 日本ルネッサンス 第612号 イラク情勢が激変中である。オバマ大統領の中東政策は破綻したというべき大変化が起きている。 6月10日時点で、アルカイダより尚、過激だとされる「イラク・アルシャムのイスラム国」(ISIS)が、イラク北部の都市モスルを奪い、ティクリートを攻め、シーア派の聖地であるサマーラをも攻撃しつつ、南進を続け首都バグダッドに迫りつつ…













