「 日本人よ、もっと歴史闘争に参加せよ 」
『週刊新潮』 2014年5月29日号 日本ルネッサンス 第608号 米国カリフォルニア州グレンデール市に建てられた慰安婦像の撤去を求めて裁判を起こした米国在住の目良浩一氏が、5月16日、言論テレビに出演し、米国で展開されている対日歴史非難の主力が韓国人から中国人に移り、日系人までもが加わって日本を貶めている実情を語った。それだけではない。日系・中国・韓国の反日包囲網に米国の世論まで加わ…
「 農家の“復権”を図るために寄生虫のJA全中を解体せよ 」
『週刊ダイヤモンド』 2014年5月24日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1035 全国農業協同組合中央会(JA全中)は長年にわたって農家の寄生虫のようだった。農家を助け、繁栄に導き、日本の農業の国際競争力を高めることが農協の存在理由であるにもかかわらず、彼らはその役割を少しも果たさず、日本のコメ農業の衰退をもたらした。 政府の規制改革会議がJA全中の影響力を抑制する…
「 中国の対越蛮行でアジアは新局面へ 」
『週刊新潮』 2014年5月22日号 日本ルネッサンス 第607回 中国の正体見たり。 国際社会はそのように考え始めたはずだ。オバマ大統領が、中国と領土領海問題を抱える日本、韓国、マレーシア、フィリピンへの歴訪を終えた途端に、中国は南シナ海パラセル諸島海域でベトナムの権益を一方的に侵す蛮行に及んだ。 2年前に完成させた深海用の巨大掘削装置は中国石油開発の戦略的武器と呼ばれ、建造…
「 卵と万年筆で考えさせられた月日の飛び去る速さと今後の人生 」
『週刊ダイヤモンド』 2014年5月17日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1034 私事で恐縮だが、最近、ある“事件”が起きた。それをきっかけに、随分昔の出来事が脳裏によみがえった。水にこだわっていた時期のことだった。それを通すと、素晴らしく体に良い水が出来るという機械を購入した。ステンレスの箱の中に白金ワイヤのわっかが沈んでいて、そこに電気を通す仕組みである。 …
「 同盟があっても大事な自主独立の気概 」
『週刊新潮』 2014年5月8日・15日号 日本ルネッサンス 第606回 いま世界、とりわけアジア太平洋地域は、100年に1度と言ってよい大変化の中にある。野心満々の中国の膨張主義、対照的に、もはや国際間の争いに介入したくないオバマ大統領の内向き政策が、アジア及び世界の秩序を揺るがしている。 4月23日から25日まで、国賓として日本を訪れた大統領は、日本、韓国、マレーシア、フィリピン…













