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「 ビジネス部門から家計へマネーが逆流するなか支援なき米国経済の危うさ 」

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2003.06.16 (月)

「 ビジネス部門から家計へマネーが逆流するなか支援なき米国経済の危うさ 」

『週刊ダイヤモンド』 2003年6月21日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 498回 米国経済を数字で見ると、おのずと覚悟を迫られる。複雑骨折の患者のように、どこか1ヵ所を手当てすれば回復への展望が開けるというものではない。だからこそ、逆に21世紀型の新しい発想が生きてくる。 米国で何が起きているのか。ドイツ証券チーフストラテジストの武者陵司氏が語る。 「米国のFFレートが異常に下…

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2002.09.14 (土)

「 日本はデフレ先進国として足跡を前向きに生かすとき 」

『週刊ダイヤモンド』 2002年9月21日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 462回 2~3周遅れのランナーだった日本が、世界のトップランナーに返り咲く大逆転が可能かもしれない。 ドイツ証券の武者隆司氏が語る。 「1970年代終わりからの日米株価指数の推移を見ますと、両国の動きが同じ構図で繰り返されているのに気づきます。バブル、無責任な経営、デフレなどの現象は日本特有の現象と考えら…

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2001.11.12 (月)

「 体力を消耗しきった日本の銀行 立直しには国有化しかない 」

『週刊ダイヤモンド』 2001年11月17日号 オピニオン縦横無尽 第421回 日本の銀行は産業として成り立っていないのではないか。そんなことを感じさせる数字が目につく。 日銀の統計によると、2001年7月末の国内銀行の資本総計は34兆円である。しかし、このなかには1998年以来注入されてきた公的資金7.5兆円も入っている。また繰延税金分が5兆円強もある。これらを引くと、日本の銀行の資本…

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2001.11.05 (月)

「 悪化必至の日本経済 この原因の本質を見失ってはいけない 」

『週刊ダイヤモンド』 2001年11月10日号 オピニオン縦横無尽 第420回 30日に松下電器産業、日立製作所、三菱電機三社の中間決算が発表され、これで先に発表済みのソニー、NEC、東芝、富士通を入れて大手電機七社の中間決算が出揃った。 売上げはソニーを除く六社が減収となり、三菱電機を除く六社が赤字である。戦後、ずっと日本の経済を支えてきた輝ける製造業の星々がその輝きを失い喘いでいる。金…

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2001.02.19 (月)

「 羽田空港を国際化しアジアのハブに、日韓間にシャトル便を 」

『週刊ダイヤモンド』 2001年2月24日号 オピニオン縦横無尽 第385回 昨年暮れに日経BP社がインターネット上で羽田を国際便にも使用すべきか否かのアンケート調査をしたところ、95.6%が「すべき」と答えた。この調査結果は、私の実感でもある。  首都圏からのアクセスが便利になる、国内線との接続が容易になるという理由に加えて、羽田がアジアのハブ空港になるべきだと答えた人も右の調査では3割以上…

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2001.01.22 (月)

「 国の財政赤字増大は官僚主導の政治と官の民業圧迫のツケ 」

『週刊ダイヤモンド』 2001年1月27日号 オピニオン縦横無尽 第381回 国家経営を官僚主導から政治主導へと切り替えるための省庁再編は、あまりはかばかしく進んでいないようだ。新ポストの人事が官僚主導で決められ、首相補佐官はまだ任命されてもいない。省庁再編という大きなチャンスを生かせなければ、合理的で効率的な国家運営への切替えの機会は、また失われることになる。  官僚主導の結果、日本はどん…

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2001.01.10 (水)

「景気回復まであと3年」

『Voice』 2001年2月号 竹中平蔵・櫻井よしこ連載対談 目を覚ませ、日本人 第2回 日本は通信の競争政策に失敗した 竹中:いま、猫も杓子もIT革命ですね。でも、面白いことに気がついたんです。99年発売の『現代用語の基礎知識』には「IT革命」は出てきていないんです。2000年発売のものからなんです。森総理の貢献かもしれませんね。 櫻井:はじめは「イット」とおっしゃったとか(笑)。 …

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