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「 中国が北朝鮮に緊急支援 裏で進む日本への脅威拡大 」

北朝鮮・韓国」の検索結果: 165
2012.03.03 (土)

「 中国が北朝鮮に緊急支援 裏で進む日本への脅威拡大 」

『週刊ダイヤモンド』  2012年3月3日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 926  金正日後の北朝鮮をいかに統治していくかが、韓国のみならず日本にとってきわめて重大な問題であるのは、いまさら指摘するまでもない。事情は中国、米国、ロシアにとっても同様だ。 中国は北朝鮮に韓国や日米両国の影響が及ぶのを阻止したい、いわんや北朝鮮が韓国主導で統一される事態は中朝国境まで米国の影響が及ぶこ…

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2012.02.02 (木)

「 三代世襲はもの笑い、金正男氏告白 」

『週刊新潮』 2012年2月2日号 日本ルネッサンス 第495回 『東京新聞』の五味洋治氏が世に問うた『父・金正日と私 金正男独占告白』(文藝春秋)は正真正銘のスクープだ。金正日の長男、正男氏が語ったことは世界で最も閉ざされた国、北朝鮮の指導者の考え方や政策の背景を鮮やかに切り出してみせ、日米韓に多くの警告を発する。 五味氏は北京特派員時代の2004年、偶然の出会いから12年初めまで7年間…

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2012.01.12 (木)

「 激動のアジア情勢、危うい野田外交 」

『週刊新潮』 2012年1月5・12日合併号 日本ルネッサンス 第492回 野田佳彦首相は首相の座にありながら、油断がすぎる。年の瀬に韓国、中国、インド、年明けに米国へと立て続けに首脳外交を予定しているが、十分な準備と覚悟はあるのか。そうは思えないのが、12月17、18両日の李明博韓国大統領との会談だった。 韓国では市民団体の韓国挺身隊問題対策協議会が12月14日に、ソウルの日本大使館前に慰…

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2011.12.29 (木)

「 金正日死去、果敢に拉致解決に挑め 」

『週刊新潮』 2011年12月29日号 日本ルネッサンス 第491回 北朝鮮の金正日総書記が死んだ。死亡は17日だったそうだ。以降の焦点の第一は、後継者とされる金正恩に政権を担う力があるかである。 シンクタンク国家基本問題研究所企画委員で東京基督教大学教授の西岡力氏は、金正恩政権は長続きはしないと予測する。 「2つの反正恩勢力が存在しています。まず、中国式の改革開放路線を採用して一党独裁政…

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2011.12.22 (木)

「 日朝交渉秘話、金正日側近の証言 」

『週刊新潮』 2011年12月22日号 日本ルネッサンス 第490回 12月10日、北朝鮮人権侵害問題啓発週間が始まり、都内で「拉致被害者はなぜ生きていると言えるのか」という国際セミナーが開催された。同セミナーで北朝鮮の対南工作機関である統一戦線部(統戦部)の元幹部、張哲賢(チャンチョルヒョン)氏が語った内容は衝撃的だった。 ちなみに氏は08年に、詩集『わたしの娘を一〇〇ウォンで売ります』…

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2011.11.10 (木)

「 ソウル新市長誕生は韓国の左傾化 」

『週刊新潮』 2011年11月10日号 日本ルネッサンス 第484回 10月26日投開票のソウル市長選挙で無所属の朴元淳(パクウォンスン)氏が、与党ハンナラ党の羅卿迹浴iナギョンウォン)氏を破って当選した。この結果を評論家の柳根一(ユグンイル)氏は「純血左派」が年来の「宿主」を差し置いて主人公になったと評した。左派そのものの人々が政党や政権を背後から動かすのではなく、自らが直接表舞台に躍り出た…

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2011.09.08 (木)

「 日韓両国の民主党は似た者同士 」

『週刊新潮』 2011年9月8日号 日本ルネッサンス 第475回 8月24日、ソウル市で韓国政治の展望を占う住民投票が行われた。直接の争点は学校給食無償化の是非だった。形は「福祉ポピュリズムに迎合するか否か」を問うものだったが、それは実際には韓国政治における左右両翼勢力の戦いだった。北朝鮮の対南工作の浸透度を測るものだったと言い替えてもよいだろう。 住民投票は、全面無償化を掲げた野党民主党が…

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2011.08.06 (土)

「 キリスト教徒の善意を変質させ存続してきた北朝鮮がいま狙う日本 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年8月6日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 898 「北朝鮮内で尋常ではない事態が生じている」と金寛鎮・韓国国防相が7月20日、語った。同発言を受けて韓国国防省は「北朝鮮の内部統制が強い」ことを強調したものだと解説した。 「尋常ではない事態」「内部統制の強化」をひと言でいえば、崩壊に向かう北朝鮮が「決定的な段階に入った」ということであろう。 北朝…

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2011.07.21 (木)

「 疑問を抱く菅首相の政治資金 」

『週刊新潮』 2011年7月21日号 日本ルネッサンス 第469回 菅直人首相は得体の知れない人物だ。横田早紀江さんはそれを「深い闇の中で、どこかとつながっているような印象」と表現し、どこかとは、「得体の知れない北朝鮮のような国」だとも語った。 めぐみさんを拉致されて34年、早紀江さんは穏やかながらも深い憂いの表情をみせる。 「菅さんが首相になった昨年6月、家族会の一員として官邸に伺いまし…

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2011.06.30 (木)

「 新たな危機、北朝鮮が核を小型化 」

『週刊新潮』 2011年6月30日号 日本ルネッサンス 第466回 「我々(北朝鮮)はすでに核兵器の小型化に成功し、小型化した核を多数保有している」 北朝鮮外務省の李根アメリカ局長が昨年秋に訪朝した米中央情報局(CIA)の元関係者にこう述べたと、6月15日付の「産経新聞」がソウル発で報じた。 ミサイルに積めるほど核を小さくしたというのだ。事実なら、日本及びアジア諸国、米国への北朝鮮の核の脅…

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