櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 北朝鮮戦略で自衛に対する準備必要 それでも安倍首相に考えてほしい拉致問題 」

未分類」の検索結果: 878
2017.03.18 (土)

「 北朝鮮戦略で自衛に対する準備必要 それでも安倍首相に考えてほしい拉致問題 」

『週刊ダイヤモンド』 2017年3月18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1174 マレーシアの国際空港では金正男氏をVXガスで殺害、ミサイル発射では事実上、標的は在日米軍基地だと発表してみせる。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の一連の決定は、危機が新たな段階に入ったことを示している。   金正恩氏にまともな判断が下せない理由は、余りに多くの側近を粛清し、残っているのは主に組…

→続きを読む

2017.03.16 (木)

「 いつでも米中は手を握れる 」

『週刊新潮』 2017年3月16日号 日本ルネッサンス 第745回 世界の大国である米中が共に不安定だ。指導者の言動は、双方共に信頼しにくい。ドナルド・トランプ大統領と習近平国家主席がどのような世界戦略を考えているのか。どう動くのか。日本にとって最重要の外交問題である米中関係の展望は依然として明確ではない。   理由のひとつがトランプ大統領の発言の好い加減さであろう。台湾問題で「なぜ『…

→続きを読む

2017.03.11 (土)

「 施政方針演説は“安全運転”で好感されても本質は“はったり”のトランプ大統領 」

『週刊ダイヤモンド』 2017年3月11号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1173  2月28日夜、ドナルド・トランプ米大統領が、上下両院合同会議で施政方針演説を行った。「アメリカ人は世代を継ぎ一貫して、今日に至るまで真実、自由、正義の松明を掲げてきた。松明はいま我々の手にある。我々は松明で世界を照らす。ここに私は団結と力強さを発信する。それは私の心奥からのメッセージだ」。  …

→続きを読む

2017.03.09 (木)

「 なぜ日本史から聖徳太子を消すのだ 」

『週刊新潮』 2017年3月9日号 日本ルネッサンス 第744回 聖徳太子は、その名を知らない日本人など、およそいないと言ってよいほどの日本国の偉人である。だが、文部科学省が2月14日に突然発表した新学習指導要領案によれば、その名が子供たちの教科書から消されることになりそうだ。   聖徳太子は新たに「厩戸王(うまやどのおう)」として教えられるというが、神道学者の高森明勅氏が「厩戸王」の…

→続きを読む

2017.03.04 (土)

「 左派勢力主導で進む韓国大統領の弾劾裁判 異議を唱える保守勢力がデモで巻き返し 」

『週刊ダイヤモンド』 2017年3月4日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1172 朝鮮半島情勢は北も南も緊迫事態だ。北朝鮮は金正恩氏の指示による金正男氏殺害事件という国家犯罪を引き起こした。身内の異母兄を刺客を放って外国で殺害させた最大の要因は、正恩氏の恐怖心だと分析されている。   正恩氏を持て余す中国は、北朝鮮は開国すべきだという考えを持つ正男氏を支持していた。正男氏は…

→続きを読む

2017.03.02 (木)

「 日本もチベット支援の先頭に立て 」

『週刊新潮』 2017年3月2日号 日本ルネッサンス 第743回 先週、チベット亡命政府の首相、ロブサン・センゲ氏に会い、話を聞く機会に恵まれた。   センゲ首相は現在、政権2期目。2月14日には夫人のケーサン・ヤンドゥン氏と10歳のメンダ・レワさんと共に衆議院議員会館の講堂で「チベットと宗教の自由」の演題で45分間語った。中国という、世界で最も厄介な国に祖国を奪われ、圧迫され続けてい…

→続きを読む

2017.02.25 (土)

「 大統領補佐官の辞任は政権内の闘争か 万全な目配りが必要な日米関係の構築 」

『週刊ダイヤモンド』 2017年2月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1171  ドナルド・トランプ米大統領の政策や決定を評する中で最も頻繁に使われる語彙が衝動的、或いは直感的という言葉である。   CNNの政治討論番組で、論者の1人がトランプ氏を見ているとベーブ・ルースを思い出すと言った。アメリカ野球界の英雄、ベーブ・ルースはある日「なぜそんなにホームランを打てるのか…

→続きを読む

2017.02.23 (木)

「 日米首脳会談、大成功のなかの懸念 」

『週刊新潮』 2017年2月23日号 日本ルネッサンス 第742回 ホワイトハウス正面で車から降り立った安倍晋三首相を、思わず引き寄せ抱擁したドナルド・トランプ米国大統領、19秒間の長い握手、首相の手を両手で包み込み甲を撫でる大統領、その後フロリダの華麗な大統領別荘への招待、盛り沢山のもてなし、都合27ホールを回ったゴルフ、多くの話題に及んだ限りなく長い時間。   これら全てが安倍首相…

→続きを読む

2017.02.18 (土)

「 キッシンジャー元国務長官の影響で暴言沈静化 くすぶるトランプ大統領が中国と手を結ぶ可能性 」

『週刊ダイヤモンド』 2017年2月18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1170 リチャード・ニクソン元米大統領に仕えた元米国務長官、ヘンリー・キッシンジャー氏は親中派の中の親中派である。1923年生まれの高齢の氏がいまワシントンと北京、ドナルド・トランプ米大統領と習近平中国国家主席を「つなぐ人物」といわれる。   氏は昨年秋にはヒラリー・クリントン氏への支持を表明してい…

→続きを読む

2017.02.16 (木)

「 4代前の孝明天皇、闘いの武器は譲位 」

『週刊新潮』 2017年2月16日号 日本ルネッサンス 第741回 孝明天皇は明治天皇の父帝で、今上陛下にとって、4代前の直接のご先祖である。孝明天皇は幕末の動乱時代を文字通り闘い抜いて、突然死した。余りにも急な死に毒殺説が流布された程だ。孝明天皇の闘いを理解するには、同天皇の祖父帝、光格天皇を理解しなければならない。   光格天皇は、江戸幕府と激しく衝突しながら、63代の冷泉院から1…

→続きを読む

このページのトップへ