「 北の危機、小野寺防衛相が語る 」
『週刊新潮』 2017年9月21日号 日本ルネッサンス 第770回 朝鮮労働党機関紙、労働新聞は9月9日の北朝鮮建国69周年の記念日に「わが国は水爆や大陸間弾道ミサイル(ICBM)を保有する核強国だ」と1面で報じ、力を誇示した。 予測し難い金正恩氏の脅威を日本はどのようにとらえておくべきか。小野寺五典防衛大臣は8日、「言論テレビ」で、わが国はすでに相当数の北朝鮮の弾道ミサイル、ノドン…
「 日本も周辺国も事態は戦後最大の危機 国防力強化と憲法改正に取り組むべき 」
『週刊ダイヤモンド』 2017年9月16日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1198 3日に断行された北朝鮮の水爆実験には世界が驚き、広島の原爆の約10倍という凄まじい威力だったことに多くの日本人は恐怖心を抱いたことだろう。 北朝鮮の労働新聞は、水爆を着弾させずに高空で爆発させ、広大な地域に電磁パルス(EMP)攻撃を加えることも可能だと報じた。中国など大国が秘密裡に備えて…
「 崩壊へ突き進む北朝鮮と韓国 」
『週刊新潮』 2017年9月14日号 日本ルネッサンス 第769回 9月3日正午すぎ、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水素爆弾の実験を行った。「朝鮮中央テレビ」は国際社会の怒りを尻目に、「実験は完全に成功した」と報じた。 核実験という最大のタブーに踏み込んだことで、米朝関係もアジア情勢も全く新たな次元に突入した。最終的に北朝鮮のみならず韓国のレジームチェンジにまで連鎖し…
「 北朝鮮の攻撃へ無力に陥りかねない日本 正しく理解したい戦後日本の体制の歴史 」
『週刊ダイヤモンド』 2017年9月9日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1197 8月29日午前5時58分、北朝鮮の弾道ミサイルが北海道上空を越え襟裳岬の東方、約1180キロメートルの太平洋上に落下した。 Jアラート、つまり空襲警報が影響を受けると予想される各県に早朝鳴り響いた。その後、国民の反応が報じられたが、「子供をつれてどこに逃げればよいのか、どこが安全なのか、分…
「 平和ボケの日本人が読むべき1冊 」
『週刊新潮』 2017年9月7日号 日本ルネッサンス 第768回 8月29日早朝、3日前に続き北朝鮮がまたもやミサイルを発射した。しかも、今回は日本上空を飛び越え、太平洋上に落下したのだ。北朝鮮の挑発はやまず、周辺の緊張は続く。そんな今、色摩力夫(しかまりきお)氏の『日本の死活問題国際法・国連・軍隊の真実』(Good Books)を、啓蒙の書として勧めたい。 色摩氏は89歳、戦時国際…













