櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

コラム

2019.01.10 (木)

「 国柄を考える、平成最後の天皇誕生日 」

『週刊新潮』 2019年1月3日・10日号 日本ルネッサンス 第834回 12月23日の今日、平成の時代最後の天皇陛下のお誕生日を祝って、わが家でも朝早くから国旗を掲揚した。いつ見ても日章旗は清々しく美しい。白地に赤い日の丸。無駄がなく、これ以上ないほどすっきりした構図である。 この日、皇居は3度にわたって日の丸の小旗の波で埋まった。誰しもが天皇ご一家のお出ましに感動し、平成の30年…

→続きを読む

2018.12.27 (木)

「 横暴中国に抗議し、日本人を取り戻せ 」

『週刊新潮』 2018年12月27日号 日本ルネッサンス 第833回 中国共産党機関紙「人民日報」系で、国際版もある「環球時報」のもの凄い社説から、中国の正体が見える。 12月1日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の副会長、孟晩舟(もうばんしゅう)氏が米国の要請によってカナダで身柄を拘束された。11日に保釈されたが、現在も24時間監視態勢下に置かれ、カナダから出国もできな…

→続きを読む

2018.12.22 (土)

「 韓国との情報戦に立ち遅れている日本 手強い存在と心して戦うことが必要だ 」

『週刊ダイヤモンド』 2018年12月22日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1261  12月4日、東京の日本外国特派員協会、通称外国人記者クラブで、「朝鮮人戦時労働者」の裁判について、韓国側弁護団が会見した。 朝鮮人戦時労働者はこれまで「徴用工」と呼ばれてきた。しかし、戦時中、日本に働きにきた朝鮮半島の人々の多くは民間企業の募集に応じた人々で、必ずしも徴用された人々だけ…

→続きを読む

2018.12.20 (木)

「 韓国大法院判決、恐るべき反日の理屈 」

『週刊新潮』 2018年12月20日号 日本ルネッサンス 第832回 韓国大法院(最高裁判所)が10月末及び11月末に下した朝鮮人戦時労働者問題に関する判決書にはとんでもないことが書かれている。 「とんでもない」という意味は、単に日韓両政府が1965年に合意した日韓請求権協定に違反するというだけではない。それよりもはるかに深刻で国際法軽視の対日非難であるという意味だ。 12月7…

→続きを読む

2018.12.15 (土)

「 「赤札大王」でハクビシン撃退に成功もまだ残るペットの飼い主のお行儀問題 」

『週刊ダイヤモンド』 2018年12月15日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1260 庭に出没して食べ頃に熟した柿の実を食い散らしてしまうハクビシンの撃退に、私はこの夏、見事に成功した。ハクビシンの苦手な赤い色の、長さ30センチメートル、幅15センチメートル程の札を吊したのだ。札の下の方の袋には唐辛子、ニンニクなど多種類の強烈な刺激臭を発する素材が詰まっている。 箱から出…

→続きを読む

このページのトップへ