櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

コラム

2004.06.03 (木)

「 金丸以来進歩なし、小泉訪朝 」

『週刊新潮』 2004年6月3日号 日本ルネッサンス  第118回 5月22日の小泉首相の北朝鮮再訪問は、明らかな失敗だった。 帰国した5人の子供たちの素直そうな佇まいと、親子が揃った場面での笑顔が唯一心を和ませてくれる。この5人の帰国を除けば、肝心なことは解決されていない。そのうえに、援助まで約束した小泉外交の失敗の形は、14年前の金丸信氏を団長とする訪朝の失敗と重なってくる。 90…

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2004.05.29 (土)

「 参院選前の北朝鮮異例訪問 正当化できるか否かは小泉外交の筋の通し方による 」

週刊ダイヤモンド   2004年5月29日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 544 北朝鮮への小泉純一郎首相の異例の再訪問が正当性ありとされる最低限の条件は、安易な援助や筋の通らない約束をしないことである。経済援助に“人道”の二文字を付けて取り繕うことも、あってはならない。国民は、七人の子どもと夫の帰国、横田めぐみさんら10人の安否、さらには3ケタの数の失踪者情報入手に加えて、小泉…

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2004.05.27 (木)

「 拉致問題は交渉でなく要求だ 」

『週刊新潮』 2004年5月27日号 日本ルネッサンス 第117回 「官邸はテンヤワンヤのようです。私共も日朝交渉の詳細はよくわからないのです」 超党派のメンバーで作っている拉致議員連盟会長の平沼赳夫氏はこう語った。氏は17日午後4時に小泉純一郎首相から訪朝について説明を受けることになっていた。それが突然キャンセルされ、19日に延期されたが、首相の近くで官邸の様子を見ての感想が、先程の言…

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2004.05.22 (土)

「 欧州の米国批判とその真意 日本にも他人事ではない米国が直面する岐路の深刻さ 」

週刊ダイヤモンド   2004年5月22日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 543 「 欧州の米国批判とその真意 日本にも他人事ではない米国が直面する岐路の深刻さ 」 米英軍によるイラク人捕虜虐待のおぞましい映像。テロリスト勢力による米国民間人のこれまたおぞましい殺害の映像。誰しもイラク情勢の展望を懸念する。 『ネオコンの論理』(光文社)で知られる米国のカーネギー国際平和財団上級…

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2004.05.20 (木)

「 小泉再訪朝は慎重にせよ 」

週刊新潮  2004年5月20日号 日本ルネッサンス   第116回 福田康夫官房長官は表向き、年金未払い問題で辞任した。しかしもうひとつの理由は、小泉首相の展開する北朝鮮外交への抗議だったという。 福田氏らが北朝鮮との交渉の窓口を外務省に絞ってきたのとは対照的に、小泉首相が〝盟友〟山崎拓氏と平沢勝栄氏を使者に立て、北朝鮮と接触させてきたのは周知のとおりだ。4月1日に中国の大連で北朝鮮外…

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