「 反日反靖国、王毅中国大使の嘘 」
『週刊新潮』 '05年12月29日号 日本ルネッサンス 第196回 日中戦争最中の1937年、重慶の国民党政府の国際宣伝処に勤務し、後に著名なジャーナリストとなった米国人セオドア・ホワイトは書いた。 「アメリカの言論界に(中国政府が)嘘をつくこと、騙すこと、中国と合衆国は共に日本に対抗していくのだとアメリカに納得させるためなら、どんなことをしてもいい、それは必要なことだと考えられてい…
「 悪法としか言いようのない『人権救済条例』を鳥取県はなぜ成立させたのかを問う 」
『週刊ダイヤモンド』 2005年12月24日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 622 「人権擁護法案」が国政レベルで争点となり、あまりの反対の強さに、法案の提出が出来ないでいるのは周知のとおりだ。 反対も当然で、この法案では「人権侵害とは(中略)人権を侵害する行為」(第二条)などと人権の定義が曖昧なことに加え、「侮辱、嫌がらせ」「不当な差別的取扱いをすることを助長し、…
「 人権大使活用が日本の外交基軸 」
『週刊新潮』 '05年12月22日号 日本ルネッサンス 第195回 ソウルで北朝鮮の人権問題を問う国際会議「北朝鮮人権国際大会」が12月8日から3日間開催された。新羅ホテルの一番大きな会場が満杯になり、北朝鮮の人権侵害問題にはきわめて冷淡、無関心だった韓国で異例の盛り上がりを見せた。 同大会は、ニューライトと呼ばれるかつての左翼学生達が主催した。彼らはかつて386世代と呼ばれた。年齢は3…
「 台湾と中国の統合は日米両国にとって悪夢 台湾関係法の立法を急げ 」
『週刊ダイヤモンド』 2005年12月17日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 621 2004年の総選挙で、台湾人の陳水扁総統率いる与党民進党が過半数を勝ち取れなかったとき、台湾がこのまま、中国に引き寄せられていく危険性を強く危惧したことを思い出す。 12月3日に行なわれた二三の県と市の首長選挙で、台湾独立を志向する民進党は、改選前の10県でのポストを6県に減…
「 アジアに示せ、日本の覚悟 」
『週刊新潮』 '05年12月15日号 日本ルネッサンス 第194回 11月15日に来日したブッシュ大統領は外交演説で自由と民主主義という言葉を驚くほど多用した。この件は日本のメディアでも広く紹介されたが、その後釜山でのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議参加に合わせて訪れたモンゴル国での演説は殆ど報道されなかった。 京都からモンゴル国首都ウランバートルまで、一連の演説でブ…













