櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

コラム

2007.12.15 (土)

「 米欧がイランの核問題を最重視するなか外交に疎い首相の下で孤立深まる日本 」

『週刊ダイヤモンド』   2007年12月15日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 719  福田康夫首相の外交視点には、日本周辺の景色、というより、日中関係の促進しかないのではないか。  今、国際情勢は複層的に変化しつつある。鍵は米国の中東政策だ。ブッシュ大統領の評価は、北朝鮮問題よりもイラク、イラン問題で決まる。残り任期約一年となった同大統領はそのことを意識しているはずだ。  ブ…

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2007.12.13 (木)

「 ならず者国家が横行する世界 」

『週刊新潮』'07年12月13日号 日本ルネッサンス 第292回  12月19日には、盧武鉉大統領に替わる韓国の新大統領が選出される。最有力候補が前ソウル市長の李明博氏であることに変わりはないが、熾烈な選挙戦ではなにが起こるか、最後までわからない。また、新大統領の北朝鮮政策によって、拉致、安全保障を含む日本の国益は大きな影響を受ける。それだけ朝鮮半島情勢の読み方が重要になる。  今年出版された『…

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2007.12.08 (土)

「 立場が変われど国際摩擦を避けて通る福田首相はやはり「不可」評価のままか 」

『週刊ダイヤモンド』   2007年12月8日号  新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 718   2002年4月に、発足一年後の小泉純一郎政権の評価を誌上座談会で問われたことがある。出席者は京都大学の中西輝政教授、経済アナリストの森永卓郎氏、それに私の三人だった。  福田康夫首相が訪米してブッシュ大統領と会談し、シンガポールでの東南アジア諸国連合の首脳会議で中国の温家宝首相とも首脳会談を…

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2007.12.06 (木)

「 集団自決命令、大江作品の歪曲 」

『週刊新潮』'07年12月6日号 日本ルネッサンス 第291回  第二次世界大戦末期の沖縄で、果たして日本帝国陸軍は住民らに集団自決を命じたのか。大江健三郎氏の『沖縄ノート』(岩波新書)は、軍命令を揺るぎない前提として書かれ、1970年の初版以来、今日まで50刷を重ねてきた。  慶良間列島の渡嘉敷及び座間味両島で集団自決を命令したとされた守備隊長、赤松嘉次大尉と梅澤裕少佐らを、大江氏は〝屠・ー者〟…

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2007.12.01 (土)

「 米国内でも批判強まる対北朝鮮外交 テロ支援国家の指定解除は大いに疑問 」

『週刊ダイヤモンド』   2007年12月1日号  新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 713  横田めぐみさんの拉致から30年が過ぎた。13歳の少女は43歳となり、横田夫妻は共に70代だ。 「疲れ果ててしまいました」と母親の早紀江さんは語る。「ブッシュ大統領個人は拉致問題をきちんと理解してくださっていると思いますが、国務省には北朝鮮の実像が見えていないのでしょう。私たちには理解できない北朝…

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