「 火星にはやはり生物がいる!? 科学に夢を託し国力の基盤を固めたい 」
『週刊ダイヤモンド』 2009年12月26日・2010年1月2日合併号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 819 2009年は目まぐるしい1年だった。日本の未来を考えると、とても心配な年でもあった。けれど、目を広大な宇宙に向ければ、おもしろい一年だった。宇宙で今いちばんホットな話題は、火星のメタンであるが、その解明に向けてのエネルギーがいっそう高まった年である。 昔から私たちは、宇…
新年 おめでとうございます
新年おめでとうございます。 昨年の政権交代以降、日本は迷走の度合いを強めてきました。一人一人の努力が反故にされてしまうような政治の空白が続いています。こんなときこそ、私たちの考え方や価値観が問われます。国全体の大きなゆらぎの中では、一人一人の発言や判断が、究極的に社会を動かし、国を動かす力となり得ます。 そのためにも、一緒に考え、日本の未来を前向きに立て直していきたいと願っています。 言論活…
「 民主党は議論無用の革命政党か 」
『週刊新潮』 2009年12月24日号 日本ルネッサンス 第392回 日本人は昔から皇室を権威とし、権力によって支えられる政党や政治家との間に一線を引き区別してきた。 時代によって皇室を巡る状況は変化し、歴史を振りかえれば、皇室が権威の次元を超えて権力を握ったときもある。反対に、経済的逼迫の中で権威を保つことさえ侭ならなかったと思われる時代もある。 そんな苦労の時代の典型が大永(だいえい…
「 拉致の実態を前にして政府の脆弱性を痛感する 」
『週刊ダイヤモンド』 2009年12月19日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 818 12月6日、東京都港区の「ゆうらいふセンター」で行われた、「いかに救い いかに守るか」と題された拉致と国防に関するシンポジウムに参加した。実際の議論に先立って、全員で約20分間のビデオを見た。主催者である予備役ブルーリボンの会が作ったものだ。 同会は、自衛官OB、即応予備自衛官、予備自衛官、予…
「 緊急提言 『鳩山さん、日本を自滅させるおつもりですか』 」
『週刊新潮』 2009年12月17日号 日本ルネッサンス 第391回 「日米同盟」壊滅の日 鳩山由紀夫首相の幼稚な理想論が日本を自滅の道に追い込みつつある。来年の日米安全保障条約改定50周年に向けて開始予定だった同盟深化のための協議を、米政府が延期すると伝えてきた。 日本政府筋はこれを「かつてない深刻な危機」だと語る。 米国バンダービルト大学日米研究協力センター所長ジェームス・アワー氏…













