「 党内民主主義の死か、別姓法案 」
『週刊新潮』 2010年3月11日号 日本ルネッサンス 第402回 鳩山由紀夫首相の後押しで、夫婦別姓法案が閣議決定されそうな状況が生まれている。以前から夫婦別姓法の確立に意欲を示してきた千葉景子法相は、民主党政権が実現した現在を好機ととらえ、作業を急いできたと思われる。鳩山内閣の支持率が下がる中、千葉氏が動きを加速させ、それを鳩山首相が「基本的に賛成だ」(2月16日)との発言で応援してい…
「 ミサイル迎撃能力を持った中国 米国介入の阻止で領域拡大を狙う 」
『週刊ダイヤモンド』 2010年3月6日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 828 英国の有力シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)が、中国が1月11日に行った弾道ミサイル迎撃システムの「技術実験」に成功したとの分析を発表した。これによって中国は、米露と並んでミサイル迎撃能力を持つ国に仲間入りしたことになる。 中国のミサイル開発は1970年代から始まる。21世紀の大国となるに…
「 捕鯨、怯まず正しさを主張せよ 」
『週刊新潮』 2010年3月4日号 日本ルネッサンス 第401回 2月21日、豪州を訪れた岡田克也外相は、西海岸の町、パースでスミス外相と会談した。世界屈指の美しさで知られるパースの自然とは対照的に、会談では鯨問題を巡る険しい対立が浮き彫りにされた。 南極海での日本の調査捕鯨に対して、米国の反捕鯨団体シーシェパード(SS)の妨害が続いているのは周知のとおりだ。SSは、本部を米国に置き、カナ…
「 CO2温暖化説を疑い始めた英国 なぜ日本に検証の動きはないのか 」
『週刊ダイヤモンド』 2010年2月27日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 827 まだ暗いうちから起き出して少し空が明るくなる頃、ちょうど仕事に区切りがついた。障子を開けてみて驚いた。庭一面、雪で覆われている。急いで障子を全開にして、雪の舞い降りる様を眺めた。なんと静かで美しいことか。 今年2度目の雪である。サクラの花の頃まで、まだ幾度か降るのだろうか。 …
「 遂に民主党も消費税率の議論解禁 」
『週刊新潮』 2010年2月25日号 日本ルネッサンス 第400回 「小さな前進、大きな後退。これが民主党政権の政策です」 小泉政権で日本経済の舵取りをした竹中平蔵慶應義塾大学教授がこう語ると、会場はどっと沸いた。次に、民主党の内閣府副大臣、大塚耕平氏が「消費税」について語ったとき、立ち見も出た会場の聴衆が耳をそばだてた。 「消費税について、次の総選挙では何%にしてどういう使い方をすると…













