「 普天間迷走8カ月『鳩山首相』は自身の学びを語れ 」
『週刊新潮』 2010年6月3日号 日本ルネッサンス 第413 5月23日、沖縄を再訪した鳩山由紀夫首相は仲井眞弘多(ひろかず)知事と対面し、立ったまま会話を始めた。「日米間のギリギリの交渉」について報告する首相に知事が声をかけた。 「おかけいただけませんか? どうぞ」 着席を促され、首相は「失礼かと……。よろしいですか? 座って恐縮です」と答えて、ようやく着席した(5月24日付『産経新聞…
「 日本、米国、ドイツの3ヵ国が再び世界経済を牽引する 」
『週刊ダイヤモンド』 2010年5月29日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 839 鳩山由紀夫首相の下で政治は機能停止状態だが、日本経済には大きな可能性がある、今後5年ほどで日米独が顕著に浮上すると武者陵司氏は予測する。 氏はドイツ証券東京本社副社長を経て、昨年「武者リサーチ」を設立した。いかにして日本は世界経済の最先端を、再び走り始めるのかを聞いた。 まずドイツの展望であ…
「 口蹄疫拡大は民主党政治の不策 」
『週刊新潮』 2010年5月27日号 日本ルネッサンス 第412回 宮崎県を発火点に、猛威を振るう口蹄疫を前に、鳩山由紀夫首相は17日、ようやく対策本部を立ち上げた。4月20日の発生から28日目である。 如何なる感染症対策も初動が重要だ。第一号感染症例発見から約ひと月後の対策本部設置は山火事にたとえれば、山一面に火の手が上がって初めて消防団を結成するようなものだ。番記者が、被害拡大は対策が遅…
「 政治家に不可欠な戦略構築能力が欠如する鳩山首相では国が危うい 」
『週刊ダイヤモンド』 2010年5月22日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 838 世界諸国のリーダーたちは、日々の政治を大戦略につなげて考える。近未来、中期的展望、長期的展望と三段階に分けて問題を整理し、対策を講ずる。 大戦略を描くには、自国だけでなく周辺諸国がどのような動きを見せるか、地球をいくつかの地域に分けて各地域がどのような状況にあるかを読み取り、予想しなければなら…
「 中国軍の脅威、問題外の日本の対応 」
『週刊新潮』 2010年5月20日号 日本ルネッサンス 第411回 東シナ海で進行中の事態はまさに日本の危機であり、異常事態だ。 奄美大島の北西320キロメートル、東シナ海の日中中間線から日本の排他的経済水域(EEZ)に40キロも入った海域で海上保安庁の測量船、「昭洋」が5月3日、中国の調査船に追尾されたのだ。 そこは日本のEEZである。どんな調査をしようが、国連海洋法で認められた日本の権…













