「 最悪の原発事故、情報公開の徹底を 」
『週刊新潮』 2011年4月21日号 日本ルネッサンス 第457回 枝野幸男官房長官は11日、福島第一原発から半径20キロの同心円内を一律に避難区域とするのでなく、地形、風向き、放射線量などを考慮して地域毎に避難指示を出すと発表した。 この方針転換によって飯舘村、南相馬市、浪江町、葛尾村、川俣町が新たに「計画的避難区域」に指定された。右の市町村は全面積、或いは一部が20キロ圏外だが、年間2…
「 普通に暮らそうと呼びかけた花巻市長の復興への思い 」
『週刊ダイヤモンド』 2011年4月16日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 883 東日本大震災の発生からひと月が過ぎようとしている。地震と津波ですさまじい被害を受けた人びとの生活再建のメドはまだ立っていない。原発事故はいまだに収束できないでいる。 けれど、とにもかくにも、日本は立ち直りに向けてしっかり踏み出さなければならない。そんなときに、日本相撲協会が夏場所を技量審査の場…
「 中国国防白書に見る軍事的脅威 」
『週刊新潮』 2011年4月14日号 日本ルネッサンス 第456回 4月1日、中国国家海洋局所属の航空機が東シナ海の中間線周辺の公海上で監視活動を展開していた海上自衛隊の護衛艦「いそゆき」にまたもや異常接近した。3月26日に続くあからさまな対日示威行動である。 航空機はいそゆきの周りを2周し、最接近時の高度は約60メートル、護衛艦までの水平距離は約90メートルだったという。国際慣例上、それ以…
「 国民が菅首相に求めるのはしっかりとした全体像と方向性 」
『週刊ダイヤモンド』 2011年4月9日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 882 菅直人氏には首相としてすべきことがわかっていない。国難に当たって十分機能しているとはとうてい思えない首相を、なぜ国民が支持する姿勢を見せているのかも、わかっていない。10%台に落ちていた首相の支持率が地震、津波、原発事故の国難の中で30%台半ばに急上昇したのは、国民の理性である。今は指導者への批判…
「 国難の中、困ったときの友こそ真の友 」
『週刊新潮』 2011年4月7日号 日本ルネッサンス 第455回 巨大地震と巨大津波はいまも尚、原発事故で被害を広げつつある。菅直人首相は自衛隊24万人の内10万人に加えて予備自衛官6,000人を投入した。国難対処に軍事力の半数近くを集中展開するという緊急事態の下で私たちは改めて、幾つかのことに気づかされる。第一は国際社会には善意も溢れていれば、国難に陥った日本の隙を突いてくる悪意も存在する…













