「 福島県川内村の未来を切り開く村長の英断と村民の心意気 」
『週刊ダイヤモンド』 2012年3月10日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 927 まもなく東日本大震災から1年になる。福島第一原子力発電所から20キロメートルの川内村は、計画的避難区域に指定され役場機能が移転した県内九町村の1つである。村長の遠藤雄幸氏は1月末、9町村の中で初めて全村民に「戻れる人から一緒に村に戻ろう」と呼びかけた。6世帯が応じ、それ以前から村に戻っていた人々…
「 被災者が福島で暮らすために 」
『週刊新潮』 2012年3月8日号 日本ルネッサンス 第500回 本誌で「がんの練習帳」を連載している中川恵一氏の話を、過日、3人の福島県の知人と聞きに行った。三枝成彰氏や林真理子さんら「エンジン01」が主催する勉強会で講師を務めた中川氏は、東京大学医学部附属病院放射線科准教授で、がん治療の最前線に立つ医師である。 中川氏の語った「放射線の人体への影響」は、福島の友人らにとっていま最大の関心…
「 中国が北朝鮮に緊急支援 裏で進む日本への脅威拡大 」
『週刊ダイヤモンド』 2012年3月3日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 926 金正日後の北朝鮮をいかに統治していくかが、韓国のみならず日本にとってきわめて重大な問題であるのは、いまさら指摘するまでもない。事情は中国、米国、ロシアにとっても同様だ。 中国は北朝鮮に韓国や日米両国の影響が及ぶのを阻止したい、いわんや北朝鮮が韓国主導で統一される事態は中朝国境まで米国の影響が及ぶこ…
「 原発事故克服に専門家を活用せよ 」
『週刊新潮』 2012年3月1日号 日本ルネッサンス 第499回 間もなく東日本大震災から1年、1000年に一度の大災害から私たちは学び得るか。1万9千人に上る死者・行方不明者の犠牲を無にすることなく日本の復興につなげ得るか。 それへの答えにつながる資料が手元にある。1968年から69年にかけて女川原子力発電所の敷地の高さを決定するために開かれた東北電力の会議録だ。 3・11の大震災で、女…
「 なんでも反対ではなくなりつつある沖縄県民の意識変化を示した市長選 」
『週刊ダイヤモンド』 2012年2月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 925 沖縄の危うさを感じたのが2月12日投開票の宜野湾市長選挙だった。普天間飛行場が立地する同市は年来、反米反基地闘争の要の地でもあった。闘争の先頭に立ってきたのが、市長選の最有力候補と見られていた伊波洋一氏(60歳)である。 氏は宜野湾市役所の職員を22年間勤めたあと、沖縄県議、宜野湾市長となった。…













