読者の皆さまへ
読者の皆さまへ 小保方晴子さんのSTAP細胞についての記事を2月8日号のダイヤモンドに掲載しました。 若い女性が頑張っている姿に感動して彼女にもっと活躍してほしいとの思いでエールを送ったものです。 しかしその後、論文に関する複数の問題が指摘され、STAP細胞の存在そのものに対する疑いも生じてきました。 この間、小保方さん自身の説明はまだなされていません。一方で、彼女が4月19日…
「 増長する中国、いま何よりも尖閣警備の充実を 」
『週刊新潮』 2014年2月6日号 日本ルネッサンス 第593回 習近平体制の下でのこの1年、中国人民解放軍(PLA)の言動の乱暴さが目に余る。だが、国際法に反した彼らの強引な主張と行動を分析すれば、それらの無意味さも見てとれる。 まず、PLAのおどろおどろしい言動を振りかえってみよう。 中国国営新華社通信は1月26日、中国海軍南海艦隊(南シナ海を管轄)の艦艇3隻が南シナ海南端…
中国の軍事を予言してきた羅少将の不穏な発言
『週刊ダイヤモンド』 2014年2月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1020 乱暴発言で中国人の絶大な支持を受ける羅援少将が1月22日、またもや乱暴極まる発言に及んだ。「中国と日本が開戦すれば、中国のミサイルで日本は火の海になる」というのだ。 氏は現在、中国軍事科学学会の会長を務めている。高級幹部を父に持つ子弟らで構成する太子党の一員で習近平国家主席とも親しい。 …
「 名護の“民意”が目を瞑る中国の脅威 」
『週刊新潮』 2014年1月30日号 日本ルネッサンス 第592回 1月19日、沖縄県名護市の市長選挙で稲嶺進氏を勝利させた現地の「民意」は後世、大きな間違いだったということになりかねない。 今回の選挙は、人口密集地に位置する普天間飛行場を沖縄本島北部の名護市辺野古に移設するか否かが争点だった。移設「絶対反対派」の稲嶺氏を支えたのは社民党や小沢一郎氏の生活の党、共…
「 本質を理解していなかった小泉氏 佐川急便1億円問題を持つ細川氏 」
『週刊ダイヤモンド』 2014年1月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1019 1月16日の「読売新聞」の「編集手帳」が素晴らしい。一言で言えば、小泉純一郎元首相の「脱原発」宣言と小泉氏の力を借りて都知事になりたいという細川護煕元首相を批判しているのだが、何とも洒脱で渋い。私の拙文が常に直球型であるのに対し、味わい深いコラムとなっていて、一読を勧めたい。 さ…













