櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 なんでも反対ではなくなりつつある沖縄県民の意識変化を示した市長選 」

沖縄」の検索結果: 25
2012.02.25 (土)

「 なんでも反対ではなくなりつつある沖縄県民の意識変化を示した市長選 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年2月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 925 沖縄の危うさを感じたのが2月12日投開票の宜野湾市長選挙だった。普天間飛行場が立地する同市は年来、反米反基地闘争の要の地でもあった。闘争の先頭に立ってきたのが、市長選の最有力候補と見られていた伊波洋一氏(60歳)である。 氏は宜野湾市役所の職員を22年間勤めたあと、沖縄県議、宜野湾市長となった。…

→続きを読む

2011.07.02 (土)

「 辺野古地区の『本当の地元』は米軍の飛行場移設に賛成している 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年7月2日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 893 日米両政府が4年ぶりに「日米安全保障協議委員会」(2プラス2)を開いた。双方から外務、防衛両大臣が出席して行う2プラス2の開催は2009年に民主党政権が成立して以来、初めてである。 今回の2プラス2は、東日本大震災で迅速かつ最大級の支援を実施した米国に日本が感謝し、日米関係が急速に改善され、安保条…

→続きを読む

2010.12.11 (土)

「 周辺国を力で影響下に置こうとする『中国革命』に対し日本に必要なこと 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年12月11日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 866 選挙自体は普天間飛行場移設問題の解決にも、行き詰まった日米関係の解決にもならないが、まず、それを制さなければなにも始まらない。これが11月28日の沖縄県知事選挙だった。 結果は現職の仲井眞弘多(ひろかず)氏が約34万票で、対立候補の伊波洋一氏を4万票弱引き離して再選された。敗れた伊波氏は強硬な県…

→続きを読む

2010.06.03 (木)

「 普天間迷走8カ月『鳩山首相』は自身の学びを語れ 」

『週刊新潮』 2010年6月3日号 日本ルネッサンス 第413 5月23日、沖縄を再訪した鳩山由紀夫首相は仲井眞弘多(ひろかず)知事と対面し、立ったまま会話を始めた。「日米間のギリギリの交渉」について報告する首相に知事が声をかけた。 「おかけいただけませんか? どうぞ」 着席を促され、首相は「失礼かと……。よろしいですか? 座って恐縮です」と答えて、ようやく着席した(5月24日付『産経新聞…

→続きを読む

2010.05.08 (土)

「 普天間飛行場移設の可能性はある 沖縄からの真の発言に向き合え 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年5月1・8日合併号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 836 沖縄県普天間飛行場の移設をめぐる鳩山由紀夫首相の対応は、絵に描いたように拙劣で無責任だ。おそらく首相は、自ら全責任を引き受けて問題解決に当たったことがない人なのだろう。 そんな首相に、沖縄県知事の仲井眞弘多(ひろかず)氏の言葉を聞かせたい。 沖縄の主要二紙は、連日「国外・県外移設」に向…

→続きを読む

2010.04.01 (木)

「 それでも普天間を現行案で移設せよ! 」

『週刊新潮』 2010年4月1日号 日本ルネッサンス・拡大版 第405回 どうみても、成熟した大人になりきれていない鳩山由紀夫首相は、普天間飛行場の移設先について、閣議決定を前に打つ手もなく、思案投げ首の苦境に陥った。 移設先は、日本国政府、地元、米国政府の三者の合意なしには決められない。たとえ思いつきの移設先を、首相が呟いたとしても、地元と米国の合意がなければ無意味である。 日本政府…

→続きを読む

2010.02.06 (土)

「 普天間飛行場問題で考えるべき 中国の軍事脅威の異常な高まり 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年2月6日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 824 1月24日の沖縄県名護市の市長選挙の結果は、鳩山政権の終焉への第一歩となる可能性が大きい。どの国の、どの時代の歴史を見ても、国防の基本を蔑ろにした国は滅びている。鳩山由紀夫首相の友愛外交は、その背後に強固な軍事的備えがあって初めて生きてくるのだが、首相の外交は単なる空疎な言葉だけであり、これでは…

→続きを読む

2010.02.04 (木)

「 首相を追い詰める名護市長選挙 」

『週刊新潮』 2010年2月4日号 日本ルネッサンス 第397回 1月24日、米軍普天間飛行場の移設問題を最大の争点とする沖縄県名護市市長選挙で元市教育長の稲嶺進氏(64)が当選した。氏の公約は辺野古の海に基地は造らせないというもので、日米の長年の合意である辺野古への移設は非常に困難となった。 沖縄に関する特別行動委員会(SACO)の最終報告書には、沖縄県米軍区域の総面積の21%にあたる5,…

→続きを読む

2009.11.07 (土)

「 外相会談を断られた鳩山政権 日米関係の危機を直視せよ

『週刊ダイヤモンド』   2009年11月7日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 812 日米関係が最悪である。10月20日に来日したゲーツ米国防長官は、岡田克也外相との会談で、沖縄の普天間飛行場を沖縄本島北部の名護市に移設する問題について「現行案が唯一、実現可能な案だ」「オバマ大統領来日の前に結論を出してほしい」と述べた。 普天間の返還と移転は1996年に日本政府が要請したにもかか…

→続きを読む

2009.10.01 (木)

「 特集 国防最前線を担う最果ての島『与那国』ルポ 」

『週刊新潮』 2009年10月1日号 日本ルネッサンス 拡大版 第380回 「国境」が危ない」 【後編】 9月2日、尖閣諸島の上空を飛んだ。海原に浮かぶ日本固有の領土の周辺海域には海上自衛隊の船と海上保安庁の船が巡回していた。中国が東シナ海で着々と開発を進めるいま、この美しい海は中国の侵食から日本を守る緊張の海でもある。 尖閣諸島とともに、日本の国境を形成するのが与那国島だ。日本列島最西端に…

→続きを読む

このページのトップへ