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「 裁判官の原発潰しが日本の活力を削ぐ 」

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2020.01.30 (木)

「 裁判官の原発潰しが日本の活力を削ぐ 」

『週刊新潮』 2020年1月30日号 日本ルネッサンス 第886回 日本のエネルギー政策を歪め、電気料金を押し上げ、消費者と中小企業に負担させている元凶は原子力規制委員会だけではなかった。三条委員会として強大な権限を有する規制委の決定を覆し、公平・公正とはいえない一方的理屈で原子力発電所の運転差し止めを決定する裁判官も、もうひとつの元凶である。 健全で公正な司法が確立されて初めて社会…

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2020.01.23 (木)

「 蔡英文大勝利の中に今後の課題山積 」

『週刊新潮』 2020年1月23日号 日本ルネッサンス 第885回 1月11日、台湾の運命を決める選挙は民進党総統、蔡英文氏が怒濤の勝利をおさめた。開票最終局面で同氏の得票が台湾史上初の800万票超えとなったとき、民進党本部前の広場では花火が弾け、群衆の叫びが地鳴りとなった。 勝者は蔡氏、もう一方の主役で敗者は中国国家主席の習近平氏だった。 今回の台湾選挙は「中国に対する国民投…

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2020.01.16 (木)

「 中国が覇権を握ると、世界はこうなる 」

『週刊新潮』 2020年1月16日号 日本ルネッサンス 第884回 令和2年、日本の道は平坦ではあり得ず厳しい1年になるだろう。世界の秩序を揺るがす二大国の前で日本の覚悟が求められている。 米国がアメリカ第一主義を追求し続け、中国がその真空を埋め続けるとしたら、中国主軸の世界はどんな世界になるのか、そのとき日本の対応はどうあるべきなのか。 中国が米国にとって代わる可能性は決して…

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2020.01.09 (木)

「 しつけと体罰を混同してはならない 」

『週刊新潮』 2020年1月2・9日号 日本ルネッサンス 第883回 令和2年4月から、家庭における子供の教育に法律が関わってくる。本来なら両親の責任で行うべき子育てとしつけが法律で規制される。 発端は、しつけと称して親が幼子を虐待し死に至らしめるという、余りにも酷い事件の多発である。これ以上幼い命を犠牲にしてはならないとの政府の決意を反映して、令和元年6月、「改正児童虐待防止法」が…

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2019.12.26 (木)

「 文在寅の強行策、韓国崩壊の危機が現実的に 」

『週刊新潮』 2019年12月26日号 日本ルネッサンス 第882回 今月16日、日韓間の戦略物資の輸出管理をめぐって東京で日韓の局長級による政策対話が持たれた。日本側はこれを日韓の「対話」と位置づけ、韓国側は「協議」だと主張する。 対話と協議では意味は全く異なる。対話は意見交換であり、相互の立場を相手に十分説明することだ。他方、協議は互いの主張を展開して交渉することを意味する。中部…

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2019.12.19 (木)

「 世界基準に大きく遅れた原子力規制委 」

『週刊新潮』 2019年12月19日号 日本ルネッサンス 第881回 2019年が暮れると、年明けの1月14日に国際原子力機関(IAEA)の調査チームが来日する。16年1月、彼らは原子力に関する国際社会の権威として上級専門家19人から成るチームを12日間にわたって日本に派遣した。原子力規制委員会(規制委)と原子力規制庁の仕事振りを検証して、約130頁の報告書を発表した。そこには厳しい意見が…

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2019.12.12 (木)

「 中国の弾圧に日本こそ物申せ 」

『週刊新潮』 2019年12月12日号 日本ルネッサンス 第880回 香港問題にどう対処するかは、日本がどんな国でありたいかという問いと表裏一体である。 米国では、上下両院がほぼ全会一致で可決、トランプ大統領が署名して11月27日、香港人権・民主主義法が成立した。一国二制度の下で香港人の高度な自治が守られているかを調べ、人権侵害に関わった当局者の在米資産の凍結や米国への入国禁止を大統…

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2019.12.05 (木)

「 国会議員は中国の香港弾圧に物申せ 」

『週刊新潮』 2019年12月5日 日本ルネッサンス 第879回 11月24日の香港区議会(地方議会)議員選挙は民主派勢力が全18区で圧勝した。452議席中約85%の385議席を獲得、投票率は過去最高の約71%だった。香港人の究極の危機意識が反映されている。 6月以来、香港政府とその背後の北京政府が香港人の要求を退け弾圧し続けた中で、香港は中国ではないと主張する民主派の勝利は当然であ…

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2019.11.28 (木)

「 桜を見る会の攻防が示す政治の劣化 」

『週刊新潮』 2019年11月21日号 日本ルネッサンス 第877回 問題だらけの朝鮮半島、要求する米国、一党独裁の不気味さを偽りの微笑で隠して膨張する中国。日本はこうした難題に直面している。どれも解決は容易ではない。そこでいま、一番働かなければならないのが政治家だ。厳しい国際情勢を理解し、解決策を打ち出し、国益を守り通さずして、政治家たる意味はない。 にも拘わらず、彼らは一体何をし…

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2019.11.21 (木)

「 「嘘の国」韓国を批判する愛国の書 」

『週刊新潮』 2019年11月21日号 日本ルネッサンス 第877回 文在寅韓国大統領の反日・親北朝鮮、さらに社会主義路線に異を唱え、立ち上がる人々が急増中だ。文氏の「反日」に反対する戦線の最前列に立つのが元ソウル大学経済学部教授、李栄薰(イヨンフン)氏で、その編著書、『反日種族主義』(以下『種族主義』)はベストセラーになっている。反文在寅運動の理論的支柱ともなった同書の日本語版が間もなく…

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