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「 スリランカが守る鳩山援助隊 」

外交」の検索結果: 64
2010.02.18 (木)

「 スリランカが守る鳩山援助隊 」

『週刊新潮』 2010年2月18日号 日本ルネッサンス 第399回 日本時間の1月13日にハイチで起きた地震は、総人口1,000万人の国に死者21万人強、被災者300万人強の被害をもたらした。90%以上の建物が崩壊し、首都ポルトープランスは壊滅した。あれから約ひと月、瓦礫の片づけははかどらず、医薬品も食糧も水も不足している。 地理的に見てハイチは米国の裏庭である。それだけにオバマ大統領は直ち…

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2010.01.30 (土)

「 米国から手痛い“しっぺ返し” 鳩山外交では日本は持たない 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年1月30日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 823 鳩山政権下で日米関係はきしみ続け、日米安全保障条約改定調印から50周年の記念日の1月19日、日米両政府が合同で主催する記念式典はおろか、声明の合同発表さえも危ぶまれていた。 実際には、両国の外相と防衛相、計4人の連名で「日米安保50年 共同声明」が発表された。内容は、「日米安保体制は、引き続き…

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2009.12.05 (土)

「 CO2地球温暖化説を推進するIPCCや鳩山政権の活動への疑問 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年12月5日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 816 英国のイーストアングリア大学は、地球環境研究の最前線を行く大学の一つである。権威あるこの大学の気候変動研究所のコンピュータがハッキングされ、eメールの記録が流出、十数年間にわたるメールの往来が一挙に世界中に暴露された。そこに登場するのは、気候変動の分野で刮目されている学者・研究者らであ…

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2009.11.14 (土)

「 日米首脳は中国に対して現実よりも理想を見がちだ 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年11月14日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 813 21世紀の残りの90年間、日本人の運命は台頭した中国の脅威をどうかわすかによって決まる。大事なことは、日本がその脅威を認識し、備えることである。 明らかに鳩山政権には、中国の脅威への認識が欠けている。そこから生まれてきたのが「東シナ海を友好の海にする」「東アジア共同体をつくる」などの発想だ。…

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2009.11.12 (木)

「 展望を欠く民主党25%削減案 」

『週刊新潮』 2009年11月12日号 日本ルネッサンス 第386回 鳩山由紀夫首相は9月22日、国連気候変動首脳会合で演説し、地球温暖化と闘うために日本は1990年を基準とし、2020年までにCO2排出量を25%削減すると発表した。 これは2005年を基準とすると30%削減に相当する数値目標だ。鳩山首相は日本が率先垂範すれば、米国も中国も発奮してついてくることを期待した。米中2…

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2009.11.07 (土)

「 外相会談を断られた鳩山政権 日米関係の危機を直視せよ

『週刊ダイヤモンド』   2009年11月7日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 812 日米関係が最悪である。10月20日に来日したゲーツ米国防長官は、岡田克也外相との会談で、沖縄の普天間飛行場を沖縄本島北部の名護市に移設する問題について「現行案が唯一、実現可能な案だ」「オバマ大統領来日の前に結論を出してほしい」と述べた。 普天間の返還と移転は1996年に日本政府が要請したにもかか…

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2009.10.03 (土)

「 温室効果ガス25%削減で国民はいくら負担するのか 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年10月3日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 807 日本時間の9月22日夜、鳩山由紀夫首相はニューヨークの国連本部で開かれた国連気候変動首脳会合の開会式で演説した。2020年までに温室効果ガスを1990年比で25%削減するという中期目標を表明した。 目標値達成は、全ての主要国の参加による意欲的な目標の合意が前提となるとの条…

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2009.09.24 (木)

「 特集 陥落目前 『東シナ海ガス田』に迫る『中国の脅威』 」

『週刊新潮』 2009年9月24日号 日本ルネッサンス 拡大版 第379回 「国境」が危ない」 【前編】 9月1日、日本最西端の与那国島を訪れた。九州南端から500キロ離れた沖縄本島、そこからさらに500キロの与那国島はまさに日本の西の国境の島だ。 島の東端に阿尼花(あだにばな)の海岸がある。小高い場所の見晴台から、碧い海とのどかな牧場が見渡せる。 阿陀尼花の海岸で、牧場主で与那国防衛…

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2009.08.20 (木)

「 ウイグルの母が告発した『中国の嘘と弾圧』 」

『週刊新潮』 2009年8月13・20日合併号 日本ルネッサンス[拡大版]  第374回 7月28日、ラビア・カーディル氏が来日した。国際社会では「ウイグルの母」として、ノーベル平和賞候補者として語られる一方、中国政府からは「暴動をそそのかした国家分裂主義者」と烈しく非難される人物だ。 氏は来日の翌日、東京内幸町の日本記者クラブで会見し、中国共産党機関紙の「人民日報」を含む内外記者団を前に…

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2009.08.08 (土)

「 米中戦略経済対話が突きつける自立国家としての日本の活路 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年8月8日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 800 7月27日、28日の両日、ワシントンで米中戦略経済対話が持たれた。冒頭、オバマ大統領は「米中関係が21世紀を形づくる」「米中関係はいかなる2国間関係よりも重要」「この重要性がわれわれのパートナーシップを支えており、われわれは共に世界に責任を持たなければならない」と述べた。 米中が世界の枠組みを決…

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