櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 憲法改正で国家として拉致解決を目指せ 」

2012年09月」の検索結果: 99
2012.09.13 (木)

「 憲法改正で国家として拉致解決を目指せ 」

『週刊新潮』 2012年9月13日号 日本ルネッサンス 第525回 去る9月2日、東京・日比谷公会堂で「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会」が開かれ、会場は参加者で一杯だった。今年、2度目の大集会を催した理由は、拉致被害者が帰国して10年の節目に、改めて北朝鮮にメッセージを送るためだ。 どれほどの時間が過ぎても日本国民と日本政府の拉致に対する怒りは鎮まりはしないこと、被害者全員の救出…

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2012.09.08 (土)

「 大使の国旗を奪われても強国の中国には怒れない日本 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年9月8日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 951 8月27日夕方、北京駐在の丹羽宇一郎大使の乗った公用車が襲われ、日本の国旗が奪われた事件の意味の重大さを、野田佳彦首相は理解しているのだろうか。日本の外務省自身、日本の名誉を守り、日本の立場を主張し、国益を守る責務を忘れてしまっているのではないか。 事件発生当日、在北京日本大使館の堀之内秀久次席…

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2012.09.06 (木)

「 歴史認識問題で日米分断の危険性 」

『週刊新潮』 2012年9月6日号 日本ルネッサンス 第524回 8月27日、駐北京の日本大使の乗った車を2台の乗用車が連携して停車させ、中国人とみられる男が日の丸の旗を奪い気勢を上げて逃走した。中国版ツイッターの「微博」では犯人を「民族の英雄」とする書き込みが相つぎ、尖閣諸島に関する中国の主張が掲載され続けた。「琉球も中国の領土」という主張も展開され、「反日無罪」というべき過激なナショナリズ…

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2012.09.01 (土)

「 尖閣諸島を中国に奪われたとき日本はこれを奪還できるか 」

『週刊ダイヤモンド』 2012年9月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 950  南シナ海に中国が初めて軍事侵攻をかけたのが1974年1月だった。南ベトナム(当時)が領有していた西沙諸島の西半分を奪うため、海と空から攻撃し、南ベトナム軍哨戒艦2隻を撃沈、多数の兵を殺傷した。泥沼化していたベトナム戦争で南ベトナムを支援していた米国にはもはや対中反撃能力はないと見越した上での攻撃だった。…

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2012.08.30 (木)

「 非礼『韓国』に抗する究極の策がある 」

『週刊新潮』 2012年8月30日号 日本ルネッサンス 第523回 竹島、尖閣諸島、北方領土。戦後最大の危機はなぜ一挙に起きたのか。答えは明らかである。自国の防衛を他国に依存し、自らは出来得る限り軍備を退けてきた戦後体制のツケが噴出し始めたのだ。 国際関係の基本は軍事力にあるという平易かつ明白な原理も、アジア・太平洋に高まる緊張も見ようとせず、特にこの10年日本のみ、ひたすら軍事力を削減し…

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2012.08.25 (土)

「 外交は戦いである 全力で国を守らなければならない 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年8月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 949 戦後最大の危機である。 北方領土、竹島、尖閣諸島から、日本の主権が切り崩されていきかねない。この最悪の状況は、自民党時代からの日本外交の失敗に基本的原因がある。とはいえ、国家観なき民主党政権誕生以来、特に際立ってきた。 外交は戦いである。背景には常に武力がある。どの国も自国の国益擁護に十分な…

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2012.08.23 (木)

「 官邸デモ、漠とした反体制の空気 」

『週刊新潮』 2012年8月16・23日号 日本ルネッサンス 第522回 永田町の首相官邸周辺で金曜日毎にデモが行われ始めて5ヵ月目に入った。当初数百人規模だった参加者は大飯原発の再稼働が決定された6月以降増え始め、6月29日には15万~18万人に上ったと主催者は発表、他方警視庁は1万7千人と発表した。   7月30日の「朝日新聞」社説はデモに関して、「1960年の安保闘争から半世紀。これほど…

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2012.08.18 (土)

「 原発事故後の対策の拙劣さが感情論を高めてしまっている 」

『週刊ダイヤモンド』 2012年8月11・18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 948 2020年に原子力発電の割合をどの水準に定めるべきかについて国民の意見を聞く聴取会が8月1日、福島県で開かれた。意見を述べた30人のうち28人が、30年かそれ以前に、原発をゼロにするよう求めた。 「自分たちのような故郷を失って行き所のない人をもう、出さないでください」と訴えた男性をはじめ、どの…

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2012.08.09 (木)

「 美智子さまが深められた日台の絆 」

『週刊新潮』 2012年8月9日号 日本ルネッサンス 第521回 年2回出版の『台湾歌壇』154輯が、7月、台湾から送られてきた。同歌壇は台湾の日本語世代の歌人、呉建堂氏が『台北歌壇』として1968年に創設したのが始まりである。 呉氏は26年生まれ、旧制台北高校から台湾大学医学部に進み、71年には熊本大学医学部より学位を授与されている。多くの病院の院長を務めた氏は、まさに文武両道の人だった。剣…

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2012.08.07 (火)

サイン会のお知らせ(2012年8月22日)

ダイヤモンド社論戦シリーズの新刊 「甦れ、日本 論戦2012」のサイン会を 8月22日(水曜日)18時30分から昨年同様 「文教堂書店 浜松町店」さんで行います。   皆様にお会い出来ることを楽しみにしておりますので、是非お運び下さい。 → 詳細はこちらから  …

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