櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 中国軍事力への米国の警戒 」

2009年04月」の検索結果: 10
2009.04.30 (木)

「 中国軍事力への米国の警戒 」

『週刊新潮』 2009年4月30日号 日本ルネッサンス 第360回 「中国を、敵として扱えば敵となり、友人として扱えば友人となると言う専門家がいます。馬鹿ばかしい限りです。どう対処するかに拘らず、中国は中国になるのです」 “absurd”(馬鹿げた)の一言でこう断じたのはキャロリン・バーソロミュー氏である。彼女は米国議会の政策諮問機関である米中経済安保調査委員会の委員長で、現在、下院議長を務…

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2009.04.25 (土)

「 中国軍の増強、米国の国防策変容 日本にとって耐えがたい状況が進む 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年4月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 786 「米国の対中国政策は、非現実的な愛他主義に陥る可能性がある。米国は中国と本質的なかかわり合いを持っていないから、そういうこともできる。しかし、それは日米にとって耐えがたい状況をつくり出す」 1920年代から30年代にかけての米国のアジア政策について、当時、米国の中国問題専門家の1人だったジョ…

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2009.04.23 (木)

明治人の姿

「 迷走のオバマ外交と日本の選択 」

『週刊新潮』 2009年4月23日号 日本ルネッサンス 第359回 オバマ政権の外交政策が迷走中だ。北朝鮮がテポドン弾道ミサイルを発射した5日、大統領は直ちに国際社会のルールを破った北朝鮮について、「違反は処罰されなければならない。強力な国際社会の対応が必要だ」と述べて、強く非難した。 日本も同様に厳しい対処を主張し、国連安全保障理事会での決議の採択を目指した。「決議」はすべての国連加盟国に…

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2009.04.18 (土)

「 テポドン騒動で明らかになった米国から日本へのメッセージ 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年4月18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 785 4月5日に日本列島を飛び越えた北朝鮮の長距離弾道ミサイル、テポドン2号改良型が日本にもたらしたのは、自力で国を守れる水準まで軍事力の整備を急げ、というごく平凡な教訓だ。 ミサイル発射への国際社会の対応は二つに割れた。国連安全保障理事会では日米両国が厳しく北朝鮮を非難したのに対し、中露両国は冷め…

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2009.04.16 (木)

「 皇后さま半世紀の歩み、皇室のお姿 」

『週刊新潮』 2009年4月16日号 日本ルネッサンス 第358回 4月10日、天皇、皇后両陛下は御成婚50周年を迎えられる。お二人の半世紀にわたる歩みは、国民への慈しみ、あらゆる人々への労り、そして過去、現在、未来の日本人に捧げる祈りに満ちた歩みだったと言ってよいだろう。その中には、日本と皇室の未来についての、言葉だけではない、行動を通しての揺るぎないメッセージも込められている。 お二人に…

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2009.04.11 (土)

「 米国が日本を守り得ない可能性を示唆した軍事報告書 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年4月11日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 784 米国防総省は3月25日、2009年版の「中国の軍事力に関する年次報告書」を発表した。オバマ政権になって初めての報告書から、米国の中国政策の微妙な変化が読み取れる。 8回目となる今回の報告で、米国は、中国が初めて海中からの核攻撃能力を身につけたことを明記した。米本土への攻撃が可能な潜水艦発射弾道…

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2009.04.09 (木)

「 温暖化はCO2の所為ではない 」

『週刊新潮』 2009年4月9日号 日本ルネッサンス 第357回 3月8日から10日まで、ニューヨークで「反地球温暖化対策」のシンポジウムが開かれた。温暖化はCO2増加による現象であり、CO2削減の先頭に立たなければならないとして、対策に万全を期そうとしている日本にとっては、思いがけないシンポジウムだが、主催は米国保守系シンクタンクの「ハートランド研究所」、今年の参加者は、昨年…

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2009.04.04 (土)

「 民主党の次期代表に岡田克也氏は適任か 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年4月4日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 783 民主党代表、小沢一郎氏の公設第一秘書が3月24日、起訴された。小沢氏は代表の座にとどまることになったが、批判は党内にも根強く、早晩、交替する可能性が高い。 その場合、緊急避難の選択として、次期党代表は岡田克也氏だといわれている。氏は2005年の衆議院解散総選挙で惨敗したときの党代表である。一度…

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2009.04.02 (木)

「 『中国核実験』の惨状 」

『週刊新潮』 2009年4月2日号 特別レポート 日本ルネッサンス 拡大版 第356回 「ガン発生率が35%も高い」 ウイグル医師が語る「中国核実験」の惨状 3月18日、東京・千代田区の憲政記念館で、シンポジウム「シルクロードにおける中国の核実験災害と日本の役割」が日本ウイグル協会主催で開かれた。 新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)での中国の核実験の惨状をいち早く突き止め、世界に発信…

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