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「 ヒラリー候補の顕著な“中国重視”が懸念される米国大統領選と日米関係 」

2008年02月」の検索結果: 102
2008.02.16 (土)

「 ヒラリー候補の顕著な“中国重視”が懸念される米国大統領選と日米関係 」

『週刊ダイヤモンド』   2008年2月16日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 727 米国の大統領候補予備選挙を伝える深夜の報道に見入ってしまう。バラク・オバマ、ヒラリー・クリントン両上院議員の接戦に、投票権もないのに注目するのは、それが日米、米中、日中の関係に大きな影響を及ぼすからだ。 日本人の会話でたびたび耳にするのが、「女性への応援歌として、ヒラリー氏に大統領になってほしい」「…

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2008.02.14 (木)

「 日本は「地球温暖化」防止の抵抗勢力か 」

『週刊新潮』'08年2 月14号   【特集】日本ルネッサンス・拡大版 第300回  いま、地球人口66億のうち約半分の32億人が都市に住む。都市人口は、食糧をはじめ生活必需品を基本的に、他者に依存する。増え続ける都市人口は周辺地域への負担を高め、世界資源の乱獲をもたらす。そして周辺地域の自然はさらに荒廃する。 地域に住めなくなった人々は、生活の糧を求めて都市に流入し、都市人口を…

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2008.02.09 (土)

暫定税率据え置きは公約への裏切り 雲散霧消する一般財源化問題

『週刊ダイヤモンド』   2008年2月9日号  新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 726 与党も野党も政治の要は「生活第一主義」の実現だと唱え、国会ではガソリンの暫定税率問題に焦点が絞られている。わかりやすく論じなければ、国民がついてこないという思いがあるのだろうが、きわめて限定的かつ単純化された問題提起は、あまりにも国民をバカにしているのではないか。 ガソリンの暫定税率問題は、小泉純…

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2008.02.07 (木)

「 なぜ日本経済は〝一人負け〟になったか 」

『週刊新潮』'08年2 月7日号 [特集] 日本ルネッサンス・特別編 第299回 経済大失速を招いた「福田首相の無策」  1月21日、官邸記者団との会見で、株価下落は政府の政策不在が原因だと言われていると質されると、福田康夫首相は気色ばんで言った。 「そんなふうな専門家はいますか? ちょっとお顔を拝見したい」。プライドを傷つけられた首相の苛立ちを冷笑するかのように、株価は翌日も下げた。  他方、…

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2008.02.02 (土)

福田首相“無策政治”の背景にある日本本来の力への認識不足

『週刊ダイヤモンド』   2008年2月2日号  新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 725  福田康夫政権の下で株価下落が続いている。下落が日本だけの問題でないのは確かだが、それでも福田政権の無策は見るに堪えない。なぜ、これほど無策なのか。問題への理解の欠落以前に、首相は日本の持てる力に気づいていないと思えてならない。  日本への愛も信頼も欠くかのような福田流政治への憤りが静められ、慰…

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2008.01.31 (木)

「 私たちはなぜ「国基研」を作ったか 」

『週刊新潮』'08年1 月31日号 日本ルネッサンス 第298回  昨年12月、志を同じくする人々とともに、私は国家基本問題研究所(国基研)を設立した。英語名をJapan Institute for National Fundamentals(JINF)という。純民間で、いかなる組織にも縛られない完全に独立した政策研究所である。 これはずっと長い間の私の夢だった。戦後日本の、国家とはいえない在り…

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2008.01.26 (土)

株式市場の停滞が雄弁に告げる福田政権における政治決断能力の欠如

『週刊ダイヤモンド』   2008年1月26日号  新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 724  優れた企業と人材を多く擁し実力のあるはずの日本が、株式市場でひとり負けしている。昨年1年間で株価を下げた国は五ヵ国あり、日本は世界で2番目に大幅に株価を下げた国だった。  なぜこうなるのか。その問いと、薬害肝炎問題で患者側が「120%の出来栄え」と評価するほどの解決策を提示し、和解にこぎ着けたにも…

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2008.01.24 (木)

「 中国が喜んだ台湾立法委員選挙 」

『週刊新潮』'08年1 月24日号 日本ルネッサンス 第297回  1月12日の台湾立法委員(国会議員)選挙はおよそすべての予測を超える野党国民党の大勝利だった。人口の85%を台湾人(本省人)が占める台湾で、台湾人の政党である民進党が結党以来の大惨敗を喫したのだ。 勝利した国民党は、定数113議席の3分の2を上回る81議席を獲得、27議席にとどまった民進党を圧倒した。国民党は総統を罷免することが出…

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2008.01.19 (土)

「 町議の合意で議員報酬を日当制に 真の自治確立を目指す矢祭町の心意気 」

『週刊ダイヤモンド』   2008年1月19日号  新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 723 「これが矢祭町の議員の心意気です。この自治の精神が他の自治体を刺激し、広がっていってほしいものです」 福島県最南端に位置する人口7,000人弱の矢祭町が、昨年12月28日、議員報酬を現行の月額制から日当制に変更すると決定したことを、前町長の根本良一氏はこう語った。 「月額20万8,000円の報酬から…

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2008.01.17 (木)

「 福田外交で損われる日本の国益 」

『週刊新潮』'08年1月17日号 日本ルネッサンス 第296回  福田康夫首相の外交から、その父、赳夫元首相の外交を連想する。  両氏とも中国への親愛の情が先に立ち、情に流され、日本の国益を守り得ていない。国家観と、国際情勢の全体を見渡す視点を欠いているため、的外れの外交となっている。  元首相はどの国とも仲よくつき合う全方位外交を主張した。外交には、しかし、相手がある。元首相が願った〝仲よし…

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