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「 党より個人で選べ、衆院選挙 」

2003年10月」の検索結果: 9
2003.10.30 (木)

「 党より個人で選べ、衆院選挙 」

『週刊新潮』 2003年11月06日号 日本ルネッサンス 第91回 北朝鮮の金容淳書記が交通事故で死亡したと報じられた。 氏は統一戦線部部長であり、日本関係では自民党をはじめとする政党との窓口を務め、朝鮮総聯や万景峰号問題も担務の内だ。昨年9月17日の小泉首相の訪朝も、北朝鮮側で取りしきった。拉致は作戦部の担当といわれ、金容淳書記は直接には携わっていないと見られているが、日本側に、どこまで拉…

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2003.10.27 (月)

「 台湾の教育事情と酷似する状況下、総選挙で問いたい日本の教育改革と憲法改正 」

『週刊ダイヤモンド』 2003年11月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 516号 総選挙間近である。政権選択といわれるように、今回は自民党を軸にした政権か、民主党を軸にした政権かを具体的に考え、選ぶことのできる環境が整っている。小選挙区制の下での3回目の選挙で、決して十分とはいえないが、それでも政権選択を現実的可能性として模索することができる状況だ。 自民、民主ともに長短ある。…

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2003.10.23 (木)

「 日台を搦め捕る、中国柔軟外交 」

『週刊新潮』 2003年10月30日号 日本ルネッサンス 第90回 10月19日、バンコクで行われた米中首脳会談で、北朝鮮の「安全の保証」を文書化するとの米国提案が明らかにされた。「悪行には報酬は与えない」としてきたブッシュ政権の政策転換である。かつての金正日体制の否定から、金正日体制のコントロールへと実利を求めて変化したのだ。 具体的には、北朝鮮の求めていた米朝不可侵条約の締結には応じない…

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2003.10.20 (月)

「 国際潮流を読み違えるな イラクへの自衛隊派遣は日本にとって正しい決断 」

『週刊ダイヤモンド』 2003年10月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 515号 自民党幹事長の安倍晋三氏は10月14日、イラク復興のために「できるだけ早い段階で自衛隊を出すべきだ」と述べた。かたや民主党は、国連決議のない現段階では、自衛隊の派遣に消極的だ。11月9日の総選挙を前に、自衛隊派遣とイラクの復興、再建費用の協力を含めて、自民、民主両党の安全保障政策を比較すると、どう…

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2003.10.16 (木)

「 どちらを選ぶか、小泉VS菅・小沢 」

『週刊新潮』 2003年10月23日号 日本ルネッサンス 第89回 改革選挙か、マニフェスト選挙か。11月9日の衆院議員選挙は、政権選択の現実的可能性を帯びた、はじめての選挙となる。 菅・小沢両氏の提携によって、現在単独過半数を超える自民党に、互角の勝負を挑む態勢が出来たといえる。新生民主党は、現在は議席数も支持率も、華やかさも人気も、小泉・安倍両氏のそれらに較べれば見劣りする。しかし自民党…

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2003.10.11 (土)

「 『米百俵』の長岡の精神に似合うか、田中眞紀子氏釈然としない出馬表明 」

『週刊ダイヤモンド』 2003年10月18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 514回 田中眞紀子元外相が、次の衆議院選挙に出馬するらしい。一方、辻本清美氏は出馬せずと報じられた。 釈然としない人も多いに違いない。もっとも、眞紀子氏は潔白を主張して不起訴になったのだから、出馬に不都合はないという立場なのかもしれない。 しかし、長岡市で中学から高校まで4年半を過ごした者として、さま…

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2003.10.09 (木)

「 安部裁判・初めての患者証言 」

『週刊新潮』 2003年10月9日号 日本ルネッサンス 第87回 安部英元帝京大学副学長を被告人とする薬害エイズ刑事法廷で、はじめて患者に証言の機会が与えられた。 安部氏無罪の判決を下した東京地裁永井敏雄裁判長の審理では、血友病専門医らの証言が重視され、患者の視点がほぼ抜け落ちていた。 控訴審が進行中の東京高裁では、被害患者の証言を聞くなど、地裁で尽くされなかった点が審理され、ようやく、司…

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「 急げ公団改革、原点を忘れるな 」

『週刊新潮』 2003年10月16日号 日本ルネッサンス 第88回 日本道路公団総裁の藤井治芳氏は、今日(10月6日)午前中に、石原伸晃国土交通大臣に辞表を提出するよう求められていた。だが正午になっても辞表どころか、本人の所在が掴めず、公団内部は、右往左往が続いた。一方、藤井氏はどこからか、午前11時半に国交省官房長に“辞表提出は差し控えたい”と通知してきたそうだ。国交省側は予想外の事態に慌て…

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2003.10.06 (月)

「 公教育衰退の元をたどれば米国の占領政策に到達 その最たるものが理科教育 」

『 週刊ダイヤモンド 』 2003年10月11日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 513回 私たちが直面しているすべての問題に共通する原因因子は、教育である。 日本の公教育が質量ともに低下した現実は、国語力や数学力の低下として指摘されてきた。だが、国語や数学よりもさらに衰えているのが、理科教育である。原因を探っていくと、意外にもそこには、占領政策の悪しき影響が見て取れる。 かつて、…

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