櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 新たな危機、北朝鮮が核を小型化 」

2011年06月」の検索結果: 9
2011.06.30 (木)

「 新たな危機、北朝鮮が核を小型化 」

『週刊新潮』 2011年6月30日号 日本ルネッサンス 第466回 「我々(北朝鮮)はすでに核兵器の小型化に成功し、小型化した核を多数保有している」 北朝鮮外務省の李根アメリカ局長が昨年秋に訪朝した米中央情報局(CIA)の元関係者にこう述べたと、6月15日付の「産経新聞」がソウル発で報じた。 ミサイルに積めるほど核を小さくしたというのだ。事実なら、日本及びアジア諸国、米国への北朝鮮の核の脅…

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2011.06.25 (土)

「 自由と民主主義の価値観を共有する台湾の運命は日本の運命と重なる 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年6月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 892 台湾が国家として現状維持を貫けるのか、それとも中国の一部となるのかは、台湾のみならず、日本を含むアジア全体の運命にかかわってくる。6月初旬にシンガポールで開催されたアジア安全保障会議でも、焦点の一つが台湾問題だった。 記者会見でのゲーツ国防長官に対する質問のほとんどが、強大化する中国の軍事的脅…

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2011.06.23 (木)

「 アジアに充満する中国脅威論 」

『週刊新潮』 2011年6月23日号 日本ルネッサンス 第465回 6月5日までの3日間、シンガポールで開催されたアジア安全保障会議は、アジア、ユーラシアで先鋭化するであろう米中の対立関係を浮き彫りにした。そこに見えたのは、中国に対する怖れが強い警戒心となって、米国接近を加速するアジア諸国の姿でもあった。 30ヵ国以上の防衛閣僚らが出席する同会議は英国の国際戦略研究所(IISS)が主催し、そ…

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2011.06.18 (土)

「 自国を守る軍備が十分でなく心構えも欠けている日本 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年6月18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 891 6月初旬、シンガポールで開催されたアジア安全保障会議は、アジアで中国対非中国陣営の対立構造がより顕在化し、諸国が軍事的な備えを急速に強化しつつあることを明らかにした。 6月4日、同会議でゲーツ米国防長官が行った演説は、力を誇示する中国を念頭に、米国は太平洋国家であり、これからもそうであり続け…

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2011.06.16 (木)

「 国産クインスで原発事故収束を 」

『週刊新潮』 2011年6月16日号 日本ルネッサンス 第464回 6月7日、千葉工業大学で災害救助支援ロボット「Quince(クインス)」の東京電力への貸与式が行われた。原発事故処理に、日本製ロボットが初めて投入されるのだ。 千葉工大が無償貸与するクインスは重さ27キログラム、長さ66センチメートル、幅48センチメートルの自立走行型ロボットだ。瓦礫の山の上を走る能力は世界一、70度傾いても倒…

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2011.06.11 (土)

「 現実を見ず、夢に逃げ込む者に国政を任せてはおけない 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年6月11日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 890 菅直人政権への内閣不信任決議案提出が取り沙汰されるなかで、6月1日、谷垣禎一自民党総裁と山口那津男公明党代表を相手に党首討論が行われた。 谷垣氏の持ち時間が30分、山口氏はさらに短く、双方、突っ込み不足だった。しかし、討論が、「現在vs未来」の構図で行われたことだけは伝わってきた。 東日本大…

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2011.06.09 (木)

「 超党派96条改正議連に見る可能性 」

『週刊新潮』 2011年6月9日号 日本ルネッサンス 第463回 菅直人首相への不信任案が取り沙汰される中、当の首相は東日本大震災の復旧、復興、日本再生を成し遂げることが自分の歴史的使命だと頑張っている。 社会保障と税の一体改革も、子ども手当制度も農家への戸別所得補償も皆、首相は自分の「歴史的使命」で、「歴史的に画期的な政策」、「歴史的に絶対に間違っていない」と強調してきた。首相の自己顕示…

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2011.06.04 (土)

「 米大統領の要請を拒絶してなお好感を与えたイスラエル首相の演説 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年6月4日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 889 指導者の真価は試練のなかでこそ発揮される。国家と指導者にとって国難はテコのようなものだ。能力ある指導者を擁する国は国難を踏み台としてよみがえり、能力なき指導者の国は国難ゆえに沈没する。 菅直人首相は5月24日、主要国首脳会議出席のためパリに到着、翌夕方には経済協力開発機構(OECD)で演説した。首…

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2011.06.02 (木)

「 放射能除去で国土復興を目指せ 」

『週刊新潮』 2011年6月2日号 日本ルネッサンス 第462回 福島原発事故で日本は一夜にして、それまでの原子力平和利用の「優等生」から「前科者」になったと山名元(はじむ)教授は語る。京都大学原子炉実験所の山名氏は、大事なことは日本を第二のチェルノブイリにしないこと、端的に言って美しい福島を取り戻すことだと強調する。 自然も人情も日本本来の美しさを保ち、「うつくしま ふくしま」と呼ばれてきた…

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