櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 増税が復興の真の支えとなるのか 」

2011年04月」の検索結果: 9
2011.04.28 (木)

「 増税が復興の真の支えとなるのか 」

『週刊新潮』 2011年4月28日号 日本ルネッサンス 第458回 菅直人首相肝煎りの復興構想会議が発足した。東日本大震災発生後約ひと月の間に設置された諸々の会議の内、少なくとも20番目の会議だ。 同会議が発表されたのは4月11日。前日の統一地方選挙の敗北の印象を打ち消すかのようなタイミングだった。統一地方選では鳩山由紀夫、菅直人、岡田克也三氏の地盤である北海道、東京、三重の知事選すべてで…

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2011.04.23 (土)

「 チェルノブイリの教訓に学ぶ放射性物質の不拡散の重要性 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年4月23日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 884 東京電力福島第一原子力発電所事故の影響について、全米医師会が日本に送った原発事故の専門家で第一次支援調査団長のチャム・ダラス博士の話を聞いた。氏はジョージア大学の教授でもあり、チェルノブイリ原発事故直後から10年間にわたって、定期的に現地を訪れ、健康被害調査を行った。氏の調査はすでに約25年にな…

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2011.04.21 (木)

「 最悪の原発事故、情報公開の徹底を 」

『週刊新潮』 2011年4月21日号 日本ルネッサンス 第457回 枝野幸男官房長官は11日、福島第一原発から半径20キロの同心円内を一律に避難区域とするのでなく、地形、風向き、放射線量などを考慮して地域毎に避難指示を出すと発表した。 この方針転換によって飯舘村、南相馬市、浪江町、葛尾村、川俣町が新たに「計画的避難区域」に指定された。右の市町村は全面積、或いは一部が20キロ圏外だが、年間2…

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2011.04.16 (土)

「 普通に暮らそうと呼びかけた花巻市長の復興への思い 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年4月16日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 883 東日本大震災の発生からひと月が過ぎようとしている。地震と津波ですさまじい被害を受けた人びとの生活再建のメドはまだ立っていない。原発事故はいまだに収束できないでいる。 けれど、とにもかくにも、日本は立ち直りに向けてしっかり踏み出さなければならない。そんなときに、日本相撲協会が夏場所を技量審査の場…

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2011.04.14 (木)

番組出演のお知らせ(4月17日)

平成23年4月17日(日)21:00~ フジTV 「Mr.サンデー スペシャル」に 出演します。是非ご覧下さい。…

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「 中国国防白書に見る軍事的脅威 」

『週刊新潮』 2011年4月14日号 日本ルネッサンス 第456回 4月1日、中国国家海洋局所属の航空機が東シナ海の中間線周辺の公海上で監視活動を展開していた海上自衛隊の護衛艦「いそゆき」にまたもや異常接近した。3月26日に続くあからさまな対日示威行動である。 航空機はいそゆきの周りを2周し、最接近時の高度は約60メートル、護衛艦までの水平距離は約90メートルだったという。国際慣例上、それ以…

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2011.04.09 (土)

「 国民が菅首相に求めるのはしっかりとした全体像と方向性 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年4月9日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 882 菅直人氏には首相としてすべきことがわかっていない。国難に当たって十分機能しているとはとうてい思えない首相を、なぜ国民が支持する姿勢を見せているのかも、わかっていない。10%台に落ちていた首相の支持率が地震、津波、原発事故の国難の中で30%台半ばに急上昇したのは、国民の理性である。今は指導者への批判…

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2011.04.07 (木)

「 国難の中、困ったときの友こそ真の友 」

『週刊新潮』 2011年4月7日号 日本ルネッサンス 第455回 巨大地震と巨大津波はいまも尚、原発事故で被害を広げつつある。菅直人首相は自衛隊24万人の内10万人に加えて予備自衛官6,000人を投入した。国難対処に軍事力の半数近くを集中展開するという緊急事態の下で私たちは改めて、幾つかのことに気づかされる。第一は国際社会には善意も溢れていれば、国難に陥った日本の隙を突いてくる悪意も存在する…

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2011.04.02 (土)

「 力を発揮した自衛隊、警察、消防隊 国家は組織があって初めて機能する 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年4月2日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 881 岩手県花巻市の会社経営者、藤沼弘文氏(六十代)は、東日本大震災の翌日、地元の災害救助隊の活動を開始した。藤沼氏がつくった組織で、地元企業約110社で構成する。年会費2万円、年間総収入200万円余で、たとえば阪神淡路大震災では自転車200台を、新潟県中越地震ではパン1万食を送るなどの援助に当たってき…

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