櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 韓国大統領候補は苦労の辣腕家 」

2007年08月」の検索結果: 8
2007.08.30 (木)

「 韓国大統領候補は苦労の辣腕家 」

『週刊新潮』 2007年7月19日号 日本ルネッサンス 第272回 韓国野党、ハンナラ党の大統領候補に、前ソウル市長の李明博(イ・ミョンバク)氏が選ばれた。8万1,084票の得票で、対立候補の朴槿恵(パク・クネ)氏に2,452票の差をつけた。 韓国論壇の雄、『月刊朝鮮』の元編集長で、現在、韓国で最も影響力のある言論人といわれる趙甲済(チョウ・カブチェ)氏は、今回の選挙は韓国の有権者の間に新しい…

→続きを読む

2007.08.25 (土)

「 対北朝鮮融和策に向かう米国 日本は不条理な妥協に走るな 」

『週刊ダイヤモンド』     2007年8月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 703 お盆休みの最中に『産経新聞』中国総局長の伊藤正氏が“金正日総書記のブッシュ大統領への手紙”とそれに呼応する米国外交を報じた。これは北朝鮮に関して、事実上、日本の主張を切り捨てるものであり、日本に突きつけられた米国共和党の超現実主義路線の新たなる事例である。…

→続きを読む

2007.08.23 (木)

「 日本の翼が世界を飛ぶ日 」

『週刊新潮』 2007年8月16・23日合併号 日本ルネッサンス 第276回 「 日本の翼が世界を飛ぶ日 」 8月4日の『読売新聞』朝刊に思わず期待したくなる記事が報じられていた。日本航空が、三菱重工業が開発中の国産機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」数十機の購入を検討しているとの報道だ。 MRJは、就航の暁には、戦後、日本の航空関係者が悲願としてきた国産ジェット旅客機の…

→続きを読む

2007.08.11 (土)

「 反対のための反対では通用しない 政権政党への成長はテロ特措法から 」

『週刊ダイヤモンド』     2007年8月11・18日合併号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 702 7月の参議院議員選挙での民主党大勝は日本の政治にどんな変化をもたらすのか。民主党は日本の未来を担う責任政党へと成長していけるのか。外交、防衛など、国家の基本問題を取り仕切っていけるのか。 最初の試金石はテロ対策特別措置法である。同法は2001年9月の米同時多発テロを…

→続きを読む

2007.08.09 (木)

「 政界再編恐れず、保守路線を守れ 」

『週刊新潮』 2007年8月9日号 日本ルネッサンス 第275回 07年の参議院議員選挙は自民大敗、民主大勝となったが、過去の参院選挙の数字を眺めていると面白いことがわかる。 比例区の票の推移をこれまでの参院選挙で見ると、自民党がどん底に落ちたのは95年、当時の同党の比例の得票は1,110万票(5桁以下は四捨五入、以下同)だった。ところが01年の選挙では、得票は2,110万票にほぼ倍…

→続きを読む

「 政界再編恐れず、保守路線を守れ 」

『週刊新潮』 2007年8月9日号 日本ルネッサンス 第275回 07年の参議院議員選挙は自民大敗、民主大勝となったが、過去の参院選挙の数字を眺めていると面白いことがわかる。 比例区の票の推移をこれまでの参院選挙で見ると、自民党がどん底に落ちたのは95年、当時の同党の比例の得票は1,110万票(5桁以下は四捨五入、以下同)だった。ところが01年の選挙では、得票は2,110万票にほぼ倍増した。…

→続きを読む

2007.08.04 (土)

「 参院選を本来の争点から遠ざける政治の風と安易なレッテル貼り 」

『週刊ダイヤモンド』     2007年8月4日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 701 現在の政治状況にも関係していると思われるので、少々私的なことではあるが論じてみたい。小欄が読まれる頃には結果が判明しているかもしれないであろう、参議院議員選挙をめぐる世間の“空気”についてである。 自民党のベテラン政治家ですでに政界を引退した人物が、7月…

→続きを読む

2007.08.02 (木)

「 参院選、争点は年金だけじゃない 」

『週刊新潮』  2007年8月2日号 日本ルネッサンス 第274回  参院選、争点は年金だけじゃない 目前に迫った参議院議員選挙、その争点が年金のままでよいのか。否である。 年金問題はたしかに重要だ。高齢化国家、日本の国民にとっては切実な問題であり、決しておろそかにしてはならない。けれども、年金問題解決の方向はすでに明確に打ち出された。与党も野党も、〝疑わしきは救済する〟…

→続きを読む

このページのトップへ