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「 金正日打倒で日韓は協力せよ 」

2006年04月」の検索結果: 8
2006.04.27 (木)

「 金正日打倒で日韓は協力せよ 」

『週刊新潮』 '06年4月27日号 日本ルネッサンス 第212回 日韓関係は、劇的に変化するサッカーゲームに似ている。ちょっとしたきっかけで流れが完全に変わってしまうのだ。 4月11日、横田めぐみさんの夫が、韓国の拉致被害者金英男氏である可能性が高いと韓国側に伝えられたとき、日韓両国の被害者家族が願ったのは、拉致を命令した金正日体制の崩壊に向けて、日韓両国民、両政府が協力することだった…

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2006.04.22 (土)

「 DNA鑑定で一歩前進した拉致問題解明に明らかな障害 “亡国の政治家”2人の関係 」

『週刊ダイヤモンド』    2006年4月22日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 638 横田めぐみさんの夫は、韓国の拉致被害者、金英男(キムヨンナム)氏である可能性が高いというDNA鑑定の結果が、4月11日、発表された。 英男氏は、めぐみさんが拉致された翌年の1978年8月に、海水浴に出かけたまま行方不明となっていた。当時高校1年生だった氏は、現在44歳のはずだ。しかし、…

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2006.04.20 (木)

「 『マオ』が伝える中国の巨悪 」

『週刊新潮』 '06年4月20日号 日本ルネッサンス 第211回 『マオ 誰も知らなかった毛沢東』(ユン・チアン、ジョン・ハリデイ 講談社)を読めば、中国共産党と中国のおぞましさが一段と明確に見えてくる。 著者のユン・チアン氏は15年前『ワイルド・スワン』で文化大革命の背後にあった毛沢東、周恩来らの冷酷な権力闘争を丁寧に描いた。日本の中国専門家や大手メディアが賛美した文革が、実は血塗…

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2006.04.15 (土)

「 引き返せない道に踏み出した戦略なき再処理工場の稼働 最終的なシワ寄せは消費者に 」

『週刊ダイヤモンド』    2006年4月15日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 637 原子力発電に使用された核燃料からプルトニウムとウランを抽出する商業用再処理工場が、4月1日、青森県六ケ所村で運転を開始した。17ヵ月間の試験運用で430トンの使用済み核燃料を再処理する予定だという。 運用開始で、日本原燃の六ケ所村再処理工場は半減期が1万4000年という毒性の強いプル…

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2006.04.13 (木)

「 いつ来るか、橋本氏の収支決算 」

『週刊新潮』 '06年4月13日号 日本ルネッサンス 第210回 多くのニュースの主人公たちを取材して感ずるのは、人生は帳尻が合うように出来ているということだ。 3月31日から4月1日のニュース報道、とりわけ『読売新聞』のスクープは、そうした想いをさらに深め、読む者の鼓動を思わず速め高めるものだった。 3月31日、『読売』朝刊一面トップには「中国側 機密執拗に要求」の大見出しが踊った。…

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2006.04.08 (土)

「 内部に芽吹く冷静な思考力が中国社会の将来を必ず変える その前に揺らぐのは日本の恥 」

『週刊ダイヤモンド』    2006年4月8日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 636 3月28日付『読売新聞』朝刊が、中国政府系研究機関、社会科学院の元日本研究所長、何方氏の発言を伝えていた。内容は「歴史問題を日中関係の基礎にしてはならない」「歴史に決着をつけようとすれば、どんな国家と隣国の関係も、大国同士の関係もうまくいかない」というものだ。 氏は「歴史の決着を最優…

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2006.04.06 (木)

「 薬害エイズから学ばない日本 」

『週刊新潮』 '06年4月6日号 日本ルネッサンス 第209回 血友病患者1,500名余が被害をうけた薬害エイズ事件。和解から、この3月末で丸10年が経過した。 週末、10周年を記念して「これまでの10年 これからの10年」という集会が都内で開かれた。多くの人々が集まり、大阪HIV訴訟原告団代表の花井十伍氏が「10年と一言では言えない大変な日々の連続だった」と語ったが、真実、そうだ…

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2006.04.01 (土)

「 政経不可分が崩れた日露関係 北方領土返還要求に対しては今は揺らがず機会を待つべき 」

『週刊ダイヤモンド』    2006年4月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 635 3月中旬、モスクワで「新しい日露関係第二回専門家対話」が開かれ、安全保障、経済、政治の3分野について議論が行なわれた。政治分野の課題はなんといっても領土問題だ。だが、領土問題についてのロシア側の姿勢は、木で鼻を括るもので、ロシア側の1人はこう述べた。 「ロシア経済は好調で石油価格の高…

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