「 「中国は世界一」の幻想を脱した二人 」
『週刊新潮』 2018年9月6日号 日本ルネッサンス 第816回 題名を見て思わず笑い、中身を読んで慄然とする。いま、盛んに日本に微笑み、「日中友好」を印象づける習近平国家主席の甘い罠に誘われ、前のめりになっている日本の政治家や経営者全員に読んでほしい警告の書が、『私たちは中国が世界で一番幸せな国だと思っていた』(石平、矢板明夫著、ビジネス社)である。 周知のように中国人だった石氏は…
「 沖縄基地問題を巡る壮大な矛盾の構図 『不都合な真実』の予見は説得力がある 」
『週刊ダイヤモンド』 2018年9月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1245 沖縄県が熱い政治の渦の中にある。翁長雄志知事の死去で、知事選挙が9月30日に繰り上がった。氏の後継者として小沢一郎氏の同志で、自由党幹事長の玉城デニー氏が出馬する可能性が濃厚だ。 自民・公明の候補者は普天間飛行場を擁する宜野湾市の前市長、佐喜眞淳氏である。宜野湾市議、沖縄県議を経て宜野湾市長…
「 中国の軍事膨張で正念場の日本 」
『週刊新潮』 2018年8月30日号 日本ルネッサンス 第816回 8月16日、米国防総省は、中国の軍事・安全保障の動向に関する年次報告書を公表した。非常に堅実で説得力のある内容だ。日本がいよいよ正念場に立たされていることを切実に感じさせられるものでもあった。 ここで重要なのは国防総省や国家安全保障会議(NSC)の考え方と、トランプ大統領自身の考え方がどこで重なり、どこで離れていくの…
「 日本国憲法を「絶対善」とする不可思議 改憲で自由なくなるなら根拠示すべきだ 」
『週刊ダイヤモンド』 2018年8月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1244 夏休みは、NHKのプロパガンダの季節か。そのように感じさせる戦争にまつわる番組を、NHKは何本も放映していた。 日本は大東亜戦争で敗北したのである。辛い体験であるのは当然だが、NHKの報じ方はあえて言えば「軍と政府が悪い」「国民が犠牲にされた」という相も変わらぬ短絡な構図だった。 そ…
「 朝日英字報道は今も慰安婦で印象操作 」
『週刊新潮』 2018年8月16・23日合併号 日本ルネッサンス 第815回 慰安婦は日本軍が強制連行したのであり、自分は実際に慰安婦を「狩り出した」と大嘘をついた故吉田清治氏を、朝日新聞は何十年にもわたって持ち上げた。 朝日はしかし、吉田氏の話はすべて虚偽であるとして関連記事を取り消した。それが4年前の8月だった。 イデオロギーとして慰安婦強制連行を主張し続ける少数の人々や、…













