「 「新冷戦」の今、中国の正体を見誤るな 」
『週刊新潮』 2018年11月1日 日本ルネッサンス 第825回 世界はまさに「新冷戦」の時代に入っている。トランプ大統領は10月20日、訪問先のネバダ州でアメリカは中距離核戦力(INF)全廃条約を破棄するとこう語った。 「ロシアが我々の所にきて、また中国が我々の所にきて、口を揃えて『互いに賢くなろう、そして我々の中の誰も、あんな武器(中距離核)を開発するのはやめよう』と言わない限り…
「 柿の実をいかにハクビシンから守るか 臭いで撃退も小鳥が去って思案の日々 」
週刊ダイヤモンド 2018年11月3日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1253 庭のまん中あたりまで張り出している柿の木の枝にとまって、その小動物は、じっと私の方を見た。丸い大きなヌレヌレとした黒い瞳。鼻スジが白くスーッと通っている。かわいらしい顔だ。図鑑で確かめたらハクビシンだとわかった。これが彼と私の初めての出会い、柿の実が食べ頃に熟す丁度去年の秋のことだった。 その…
「 首相は中国の人権問題に言及せよ 」
『週刊新潮』 2018年10月25日号 日本ルネッサンス 第824回 米中新冷戦が深まりつつある。 10月10日、米共和党上院議員のマルコ・ルビオ氏と同党下院議員のクリス・スミス氏が「中国に関する議会・行政府委員会」の年次報告書を発表した。 ルビオ氏らは中国政府が100万人以上の少数民族、とりわけウイグル人を再教育施設に強制的に収容している、中国は北朝鮮と並ぶ弾圧国家で、南アフ…
「 米中対立は中長期にわたり本格化する 日米の連携を一層強めていくのがよい 」
週刊ダイヤモンド 2018年10月20日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1252 米国が遂に中国の本性に気づいた──。10月4日、マイク・ペンス米副大統領が有力シンクタンク「ハドソン研究所」で行った演説のメッセージがこれだった。 米国の「覚醒」は遅すぎるとも思えるが、それでも彼らが中国の長期的国家戦略の意図を正しく認識するのは日本にとって歓迎すべきことだ。 ペンス氏…
「 中国と対峙する米政権を日本は支えよ 」
『週刊新潮』 2018年10月18日号 日本ルネッサンス 第823回 マイク・ペンス米副大統領が10月4日、アメリカの有力シンクタンクのハドソン研究所で行った演説は凄まじかった。トランプ政権が中国の脅威をどれ程深刻にとらえているか、また中国に対してどれ程厳しい戦いを展開しようとしているかを世界に周知させた演説だった。米中はまさに「新たなる冷戦」(米クレアモント・マッケンナ大学ケック国際戦略…













